佐々木朗VS則本-レアード-岡マルチ-益田打たれ惜敗-2021ロッテ対楽天25

ZOZOマリンでの対楽天戦今季最終です「え~、はやい」と思う。

普段のシーズンならもう終わっているのにまだレギュラーシーズンの野球が見れている。
一昨年からすると10月は遅いのだけれども毎日試合を追いかけているからシーズン終了は早く感じます
イベントも少なく個人の日々のルーティンが変わらないのもある。
今年オリンピックイヤー特有なのか・コロナ禍のせいなのか・不思議な感覚ですね。
まだ暑い日も多いのでますます季節感が薄れているのもあります。

佐々木朗好投-荻野先制HR-レアード岡活躍も惜敗-ロッテ対楽天25

2021年10月7日(木)
ロッテ対楽天25回戦 ZOZOマリン
2対 3  で楽天の勝ち
勝ち:宋  負け:益田

【試合展開】

試合は前の西武戦に続き、荻野隊長の先頭打者ホームランで始まりました
狙って打ったホームランでいつもながら見事、「ウキウキポーズ」で勢いがつきます。

佐々木朗は変化球を低めに集め無難にたちがる。
2回鈴木大地にシュート回転ストレートをライトスタンドに運ばれて同点に追いつかれた。

その裏マリーンズ反撃、レアードが内野安打で出塁するとエチェバリアゴロで2塁へ、岡がレフトにタイムリー2ベースで同点に追いついた。
4回楽天は、浅村がヒットM加藤パスボールで2塁へ進むと、島内がライト線に2ベースで同点にされた。

5-6回と両先発投手は調子をあげてきました。
佐々木朗希毎回奪三振とストレートフォークのコンビネーションが絶妙。
則本もストレートを内外角に投げ分けて変化球を低めにコントロールして三振を取った。

佐々木朗好投、則本昂大好投でテンポがいい試合になりました。お互いに三振の取り合いでした。
則本のマーティンのインコース攻めも流石でした。
足を痛めているのでインコースが有効なんですね。
いいコントロールを持っているからできること、則本は「7回5安打11三振2失点」の好投。

佐々木朗希は7回先頭の茂木に2ベースを打たれると渡邉が送りノーアウト3塁の大ピンチも、落ち着いて後続を低めの変化球で空振りを奪いました。
佐々木朗希は三振取るのが簡単に見えるのが不思議です。

ゲームは三振も多くて楽しかったのですが、8回はレアードヒットで代走和田が1塁で盗塁狙うも、牽制に塁間で挟まれタッチアウトはもったいなかった。
自軍の勢いを弱めるもので失くしたい。

9回にはクローザー益田がフォアボールから鈴木に送られて2アウトまでこぎつけるも、渡邊にレフトオーバーの2塁打で勝ち越しタイムリー打たれた、浮いたボールを痛打された。
9回は岡がレフトフェンス直撃2ベースで出塁も得点できず敗戦した。
もちろん普段結果を出している益田は責められない。
それよりもマリーンズの方に細かいミスが色々ありました。減らしたいものです。

*マーティンがもどりレアードとの2枚看板は相手投手にプレッシャーを与える。
当然二人はマークされる。
Mは他の打者で何とかしたいところだが、則本クラスが好投すると、3番中村奨吾・6番エチェバリアの中軸も簡単に打てない。
荻野HR、レアードと岡だけが気を吐いた試合になった。
佐々木朗希の好投に打線が答えられなかった。また佐々木自身もピッチャーゴロ送球ミスでの失点はもったいなかった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

佐々木朗希7回4安打8奪三振2失点の好投。ピッチャーゴロ悪送球で失点が残念。

・ 荻野が連夜の先頭打者ホームランで先制。

岡がタイムリー2ベースで同点打。9回にもフェンス直撃2ベースでチャンスつくった。マルチ。

レアードマルチ。チャンスメイク。

まとめ

荻野の先頭打者ホームランは素晴らしかった
思い切りのいいバッティングは観ていて気持ちいい。
佐々木朗希と則本昂大の投げ合いもすばらしく、勝敗を除けば面白い試合だった。

ただマーティンの三振4個はおかしかった。
彼の足に痛みがかなりあるのではないかと感じさせた。
マリーンズの他の選手が打って得点が出来ていれば途中で引っ込むとか、代打での登場に限らせることも可能なはずで、そう思うと痛々しかった。
(今日もファールが右足の甲に当たる場面もあり綱渡りが続いている)

M主軸打者の復調が待たれる。
また「健康で元気があるはずの若手」に奮起をお願いしたい。
今まで井口監督に育てられてきた能力を発揮するのは今なのだ。
*また攻守に細かなミスがありもったいなかった。
オリックスなど上位と試合するときは注意したい。

佐々木朗希の投球は安定感がある。
失点を少なくゲームを作る能力がある。
テンポよく投げ込めるのは自信の裏返しだろう。
いずれにしても最終盤にローテとして投げていくことになりそうなので、連勝していく上で大事なキーマンになることは間違えない。

最近の岡の攻守にわたる活躍が目立つ。
彼の能力の高さは折り紙付き。
本来のポテンシャルが出れば意外性もあり大きな戦力。
起爆剤として期待したい。
優勝目指すには“力のある中堅選手”が必要だ。

首位オリックスは日本ハムに勝ったのでゲーム差は1.5に開きました。
ホントに最近のオリックスは負けません。困ったものです(・_・;)。

*最後までお読みいただきありがとうございました。