マリーンズは昨年その実力を開花した「岩下」初登板。楽天は則本。パリーグで未勝利はマリーンズのみ。Mはとにかく初勝利がほしい。
2021年3月31日(水)
ロッテ対楽天2回戦 ZOZOマリン PM14時開始
1-2 楽天の勝利
勝ち:則本 負け:岩下
【試合展開】
岩下立ち上がりは良かった。則本も良くて投げ合いになった。先制点は楽天6回表フォアボールを選び2死満塁のチャンスから茂木がタイムリーで2点を先制した。岩下6回途中まで粘投2安打に抑えるもフォアボール出して失点したのが痛かった。
マリーンズは6回まで則本を打てない。しかし7回裏安田・レアード連続フォアボールを選び1アウト2・3塁から、菅野がファールで粘ったすえにうまくレフト線奥にタイムリーヒットで1点返した。1アウト2・3塁から角中・田村も打てず追いつけなかった。
終盤M中継ぎ投手陣は踏ん張った。7回は唐川、8回は小野がヒットとフォアボール2個で2アウト満塁というピンチを背負うが三振で0に抑える。9回も河村が抑えた。
しかし打線が答えられなかった。8回裏楽天は則本から渡邊にスイッチ、藤原とマーティンヒットで2・3塁にすると、最近調子いい中村奨吾にまわり期待膨らむも、外角の初球をレフトに打ちあげる。仕留められるボールを待って欲しかった。続く安田もショートゴロに倒れてチャンスをつぶした。観客のため息が聞こえた。9回裏もM鳥谷ヒット、菅野送りバントでランナー2塁得点圏にいくも山口・藤原に快音聞かれなかった。
*マリーンズの攻撃、塁はにぎわせるがやはり決定力が無かった。7安打打つも4安打の楽天に負けた。
マリーンズで良かった選手
菅野チャンスにタイムリーヒット。荻野マルチ・初盗塁。鳥谷好調維持。唐川・河村好投。
毎回同じようなこと書いているけど、又「期待」を書きます
投手の頑張りに打線が答えられていない。数年前Bクラス常連のマリーンズによく見られていた光景。しかし昨年は得点が先行し投手が守り切るパターンも多くなり、Mの「勝利の方程式」と言われた。
ここまで昨年と違うのは「打線で目立つ活躍がない」こと。
里崎さんが言うように点を取らない限り勝利することはない。
今年はどのチームも先取点を奪いに来る。Mは相手に先行されると跳ね返すのが厳しい。早く先取点をとって展開を楽にしたい、後半の投手陣勝負がMの勝利パターン。負けが込んで投手陣が粘りを失ってしまうのが怖い。
まさかの開幕5連敗。誰が予想しただろうか。
開幕前マリーンズは「パリーグのAクラスは間違えない」と言われていた。周りも「当然Aクラス」「狙うのは優勝だ」とみていたが、予想以上に点が取れない。
ソフトバンク・楽天・西武「3強」は順調に勝ちを増やしている。今のままだと「3弱」にはいりBクラスに向かってしまう。M新人の躍進が待たれるがまだ時間がかかりそうだ。誰かチームを引っ張り鼓舞してほしい。中堅選手に勝利を決める「プロらしい一発・一打」を期待したい。
ポテンヒットでもスクイズでもいい、形は問わない。
「初勝利」を待っています。
*最後まで読んでいただきありがとうございました。