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Mとカモメ02

中村奨吾活躍-逆転のロッテ3連勝2020ソフトバンク対ロッテ10~12





2020年 9月 4日(金 )
ソフトバンク 対 ロッテ10回戦  PayPayドーム




3対4 で ロッテの勝ち
勝ち投手:石川歩  負け投手:坂東




【トピック】
石川歩7回3安打2失点に抑えた。味方打線が取れない展開の中、今回も安定したピッチングを展開した。「柳田に対してしっかりと内角をせめ、自由に振らせない戦略」も実行したらしい。
3回と5回に点を取りソフト2点先行。M打線は終盤の集中打が凄かった。7回代打菅野のタイムリーで同点に追いつく。ランナーがたまり1アウト満塁から中村奨吾が2点タイムリーを放ち勝ち越した。9回はグラシアルがHRを放つも1点差で逃げ切った。
中村奨吾・佐藤都志也・藤岡マルチ。グラシアル4・5号HR。グラシアル・周東マルチ。




*石川歩は7回終了後(球数96球)、井口監督からの続投ねがいを断ったとのこと。井口監督は終盤の投手陣を休ませたかったが、石川は「限界です」と言った。試合後井口監督は石川らしいと笑った。「限界~」はいつも試合を作っている投手だから言えることだ。
石川これで「金曜日先発投手」で6連勝目をあげた。今年の石川投手、初勝利は遅かったが、シーズン通して際立つ安定感がある。まさしく柱だ。




2020年 9月 5日(土 )
ソフトバンク 対 ロッテ 11回戦




4対5 でロッテの勝ち
勝ち投手:美馬  負け投手:笠谷




【トピック】
美馬が7回を7安打3失点と粘りのピッチングをした。Mは2回中村奨吾のHRで先制、4回には田村のソロHRで2点リードする。ソフト6回ランナー1・3塁からグラシアルにタイムリーで同点、栗原のセカンドゴロで逆転成功。しかしM7回清田がタイムリーで1点差になり、ランナー2・3塁から中村奨吾がレフトオーバーの2点タイムリーヒットを放ち逆転した。8回唐川、9回益田がしっかり守り勝利した。
マリーンズは、連日の逆転勝利。
中村奨吾6号ソロ、田村3号ソロ。加藤翔平・マーティン・清田・中村・田村マルチ。グラシアル6号ソロ。柳田・グラシアルマルチ。
*美馬今季6勝目。




2020年 9月 6日(日 )
ソフトバンク 対 ロッテ 12回戦




2対 4で ロッテの勝ち
勝ち投手:二木   負け投手:石川柊太




【トピック】
ソフトバンク先発石川柊太。前回8月に抑えられているので何とかお返ししたい。今日も伸びるストレート・フォークを打ちあぐむなか、5回加藤がタイムリーで先制、菅野も続き、最後安田がソフト石川の「決め球パワーカーブ」が甘く入ったのに反応し2ランを放つ。M3安打で4点と少ないチャンスをものにした。
M二木も5回まで完璧なピッチング、しかし6回ソフト反撃開始。7回ランナー1・3塁から中村晃と柳田のタイムリーで2点差になる。配球がアウトコースを続けて狙われた。しかしベンチは二木を続投させた。配球をインコースに変えた。見事グラシアル・栗原を打ち取りピンチを脱した。
ベンチとの信頼関係が出来ていた。二木も6回4安打と「正確なコントロール」でそれに答えた。一度先発をはずされて、戻って来ての2連勝は価値がある。
安田5号2ラン。柳田マルチ。
この勝利でロッテは首位ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った。
*ソフト石川柊太、昨年からの勝利が11連勝でストップ。




【中村奨吾、連日の決勝打】
今年のマリーンズは戦い方が、昨年から変化し粘り強くなっている。
「その代表格が中村奨吾だ」このカードも1・2戦目で決勝打を放ち結果をだした。センスがいいのは誰もが認める選手だが、今年はボールをしっかり見極めて「積極的に勝負する」し、「チームバッティング」もこなす。ファールで粘ることも多い。鈴木大地がいない今、頼れる打線の軸になっている。




結果-2020年 9月 4日~6日
ソフトバンク 対 ロッテ 10~12回戦




対ソフトバンク   3勝 ロッテ全勝




【ペイペイドームで5連勝】
このカード3連勝して、前カードのPayPayドームから5連勝を達成。PayPayドームで5連勝は、過去においては1996年5月から8月に記録して以来2回目。今回は24年ぶり。
前回の1996年は江尻亮監督のもと、成本・ヒルマン・河本・黒木・伊良部で5連勝した。前年1995年はバレンタイン監督が指揮して2位(10年ぶりのAクラス)になるも、バレンタインは広岡GMとの確執があり退団。1996年シーズン前は色々話題がありました。
*1996年最終成績は5位。




まとめ




首位決戦、ソフトバンクも最近の調子は悪くない。相性がいいとはいえ少ないチャンスをものにしたマリーンズが3連勝した。




このカードも今年のマリーンズの戦い方が出ていた。それは「勝つために全員が準備をしている」事ではないかと思っている。投手陣と打撃陣、2軍の選手を含めて、選手の補完がスムーズなので、大きな破綻(連敗)がない。バックアップ体制が出来ているのだ。




ソフト3連戦を見て「自分が考えているよりも信頼関係が強固で、補完の精度が高い」という事がわかった。選手層が厚くなったというと簡単だが、選手に合わせた細かいマネージメントが出来ていると思う。この選手には「ここまで任せます」という事が共通の考えとして、全選手スタッフに浸透しているのではないかと思う。
全面的な信頼を与えるものではない。「選手個々に○○%の信頼を与える。選手のやるべきことは準備して全力を出し切ること」という権限を与える、シンプルなものだ。そこにはベースとして信頼関係がある。
若手の躍進が目覚ましく大きな変化をしている千葉ロッテマリーンズ。 チーム内で選手が競争して自主的に成長している。機能させているのは監督コーチだ。
相互がうまくかみ合っている。




*昨年の西武のように「打ちまくり相手をねじ伏せる」わけでもなく、「絶対的な投手が完封で抑え込む」わけでもない。「打線は粘り強く戦い逆転する、投手はメンバー全員で役割分担して抑える、その結果が勝利になる」
『逆転のロッテ』今シーズン38勝利のうち逆転勝ちは21になった。 「井口イズム」がその姿を現し始めている。