石川小島粘投-岩下一矢報いるM負越-2020西武対ロッテ15~17回戦

マリーンズ8連戦半ば、西武・日本ハムとすすむ。疲れの出るところで正念場を迎えている。

2020年 9月 15日(火 )
西武 対 ロッテ15回戦  メットライフ

4対 3 で西武の勝ち
勝ち投手:小川  負け投手:ハーマン

【トピック】
先発高橋光成は21イニング連続無失点という好調な投手。相手としては手ごわい。
高橋は初回無難に立ち上がるも、2回菅野へのフォアボールからロッテ打線がとらえ無失点記録を止めた。
ランナー1塁から井上が左中間タイムリー2ベース、藤岡が右中間へタイムリー2ベースで2塁打を続けて2点先行した。5回安田追い込まれながら、流し打ち、センター前にタイムリ―1点追加して3点リードした。

M先発は6連勝中好調の石川、初回山川にフォアボール出すも落ち着いてメヒアを打ち取った。
そのあとは2・3回3者凡退とその後は省エネピッチングを展開し好投。
7回は石川少しボールが甘くなった。
西武高木が低めのボールを芯でとらえレフトオーバーのプロ2号HR、パンチ力がある。
8回は西武森の2ベース、金子がタイムリーで1点差に追い上げる。

1アウト2塁でハーマンがマウンドに上がる。
源田を打ち取り2アウトにするもののスパンジェンバーグに初球のストレートをライトスタンドに運ばれた。少し高かったとはいえ、ワンチャンスをモノにしたスパンジェンバーグの反応が素晴らしかった。西武高橋も中盤立ち直り、逆転後は西武の継投にかわされた。

石川・高橋光成ともに7回をしっかり投げた。
僅差での敗戦は残念だが、スパンジェンバーグの集中力が良かったというべきか。

どちらが勝ってもおかしくなかった。

スパンジェンバーグ10号2ラン、源田マルチ。マーティン・井上マルチ。
ロッテ先制点とると22連勝中だったが、途切れた。
*この試合中村奨吾の打順が5番から3番に上がった。

【Mニュース】
1軍に石崎剛投手が合流した。2軍で先発として成績を出したこともあり、井口監督は週末(おそらく19日日本ハム戦)に先発で使う予定であることを明かした。

2020年 9月 16日(水 )
西武 対 ロッテ16回戦

3 対 1 で 西武の勝ち
勝ち投手:浜屋  負け投手:小島

【トピック】
先発は最近成長目覚ましい小島、西武先発は20年ルーキー初先発浜屋(捕手も新人柘植)だ。初回西武は栗山(得点圏打率349)の9号ソロHRで先制する。
Mは浜屋のチェンジアップが大きく落ちて、ストレートに差し込まれる場面が続く。
M円陣も組まれ4回裏チャンスを作るも返せず。

悪い流れになりかけたところ、小島4回ノーアウト1・2塁になるもスパンジェンバーグ・メヒアを三振、後続もアウトで0で抑えた。気持ちの強さが見えた。
5回西武の外崎の盗塁ホームスチール、奇襲作戦だったがホームでアウトになった。
リプレイが入って判定がくつがえった。大きいプレーだった。

M打線も小島に応えたかったのだが 浜屋を攻略できず。散発4安打で負けた
小島も栗山4打数4安打2打点と栗山にやられた。
ほかは外崎以外それほど打たれていなかったので残念だった。

栗山9号ソロ。栗山4打数4安打2打点。栗山の状態が良かった。
Mは打線が疲れが見えた。振りが鈍かった。

ライオンズナイター解説東尾氏、「小島の牽制の上手さ」をしきりに誉めていた。
アナウンサー情報では、小さいときから野球脳が高いので有名だったとのこと。

【Mニュース】
16日終了後、ハーマンの「人差し指のしん筋健損傷」が判明。登録抹消した。わりにチェン・グァンユウが1軍に上がった。

2020年 9月 17日(木)
西武 対 ロッテ17回戦

1対 8 で ロッテの勝ち
勝ち投手:岩下  負け投手:内海

【トピック】
負けられない3戦目、岩下が9回途中まで118球4安打無四球1失点と快投した。
完封は逃したが、以前から自分で「意識して四球から崩れるということに取り組み」、「自分らしい投球をしよう」と強打西武に向かった。ストレートが走りフォークが切れた。山川を3三振にするなど申し分なかった。「柿さんのリードが良かった。投げやすかった」しっかりと冷静なコメントが印象的だった。

打線も負けられない、ゲーム最初から内海をせめる。
2回に柿沼のスクイズなど仕掛けて先制すると3回は久々マーティンの21号ソロでリードを広げる。
その後も6回角中2号ソロ、8回マーティン2打席連続22号2ランなどで西武を突き放した。
角中2号ソロ、マーティン2打席連続21・22号。角中猛打賞、マーティン・清田マルチ。源田マルチ。

結果-2020年 9月 15日~17日
西武 対 ロッテ13~15回戦

対西武  1勝 2敗 ロッテ負け越し

まとめ

初戦は石川が好投、2戦目は小島が点を取られながらも粘投。
投手陣は今季やっていた仕事を粛々としている。調子のふり幅は大きくない。

しかし打線の調子は落ちている
初戦はソロ2発含めて3点、2戦目は西武投手が新人で初対戦とはいえ変化球についていけず1点。繋がりというよりも投手変化球への対応不足・集中力不足か、打線は疲れが見える。
勝ち続けていたとはいえ疲れが出るころだと思う。

今年は例年以上に日程がタイトな中、連戦が続いていていく。
「体調管理がとても難しい」と思うが選手を交代で使うなど体調を整えることが一層求められる。(当然優勝争いとの兼ね合いをみながら)

マリーンズに限らず、他のチームでもケガなどで主力の離脱が目立つ。
投手であれば完投にこだわらず、無理のない起用が必要かもしれない。
マリーンズとしては打線の立て直しが急務。
しばらく1軍から離れている選手の再合流を待つばかりだ。

*最後までお読みいただきありがとうございました。