2020年 8月 25日(火 )
楽天 対 ロッテ13回戦 楽天生命パーク
4対8 で ロッテの逆転勝ち
勝ち投手:美馬 負け投手:J・Tシャギワ
【トピック】
美馬が6回8安打4失点と打たれながらも粘投してゲームを作った。
初回Mは楽天弓削をせめて、井上・福田のタイムリーなどで3点を奪う。しかし楽天は2回浅村・ロメロのヒット、渡邉諒にタイムリーなどで同点になる。3回には浅村にタイムリーを打たれて勝ち越された。
その後楽天の小刻みな継投の前に沈黙をしていたM打線だったが、7回安田のヒットを起点に、井上が同点打・福田秀平がタイムリーを打ち逆転した。1番に戻り藤岡タイムリー、角中にも2塁打がでて、この回5点をたたき出した。
美馬は6回で降板し、M勝利の方程式7回唐川8回ハーマン9回益田と完璧なリレーで楽天の反撃を断った。
福田秀平(7番)の活躍が目立った。マルチ安打3打点と大暴れした。
角中・井上マルチ。鈴木大地・浅村マルチ。
*25日、井口監督は、右大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷の影響で2軍調整している荻野外野手について、状態があまり良くないので、完治を最優先させる方針を示した。
2020年 8月 26日(水 )
楽天 対 ロッテ14回戦
0対 2で ロッテの勝ち
勝ち投手:小島 負け投手:涌井
【トピック】
M涌井には負けているので今回は雪辱したい。
涌井の立ち上がり制球が定まらないところをうまく好球必打した。2回藤岡が1号ソロで先制すると、福田秀平が3号ソロと続いた、高めのボールをうまく捉えた。3回以降は涌井が完全に復調して完璧に抑えられただけに、この2点は大きかった。
*井口監督は「球が高いところに来たら狙っていけ」と指示していた結果とコメントした。
ロッテ先発の小島は楽天の反撃を粘り強く防いだ。4回から本来のピッチング、6回裏は3者連続三振を奪い三振の数を二桁に載せた。楽天打線を7回被安打5無失点に抑えた。球をコーナーに投げ分けた素晴らしいピッチングを展開した。最後はM勝利の方程式、8回ハーマン9回は益田がしめ、3人のピッチャーで楽天を完封した。
*マリーンズ3安打で6安打の楽天に勝利、ナイスゲームだった。
藤岡が1号ソロ、福田秀平3号ソロ。福田マルチ。
*怪我から復帰の福田が調子を上げている。開幕から負けなし8連勝中の涌井に土をつけた。
2020年 8月 27日(木 )
楽天 対 ロッテ15 回戦
15対 0 で 楽天の勝ち
勝ち投手:松井 負け投手:岩下
【トピック】
楽天は今季から先発になった松井がミラクルな投球を見せた。
ストレートは走り変化球がきれた、7回1安打11三振の山を築いた。M打線もなすすべなく沈黙した。楽天は岩下を攻めて4回10安打を打ち7点を取り優位に立った。続く小野・フローレンスからも合計8点をとり大差で勝利した。
鈴木大地・岡島猛打賞、田中・浅村・ロメロ・安達マルチ。
*Mは藤岡の1安打のみで完敗だった。試合後井口監督は、岩下が序盤に四球から失点したことに対し厳しいコメントがあった。
結果-2020年 8月 25日~27日
楽天 対 ロッテ13~15回戦
対楽天 2勝 1敗 ロッテの勝越し
まとめ
楽天の打線を2戦目小島がうまく抑え込んだ。打線は涌井の立ち上がり、狙い球をしぼり戦略的に攻めた。「福田秀平が復調してきて勝利した」のはMにとって明るい話題、経験のある31歳が出塁し、リードしていくとM中軸もがんばれるはず。
最後は大差で負けたものの、2勝1敗と勝ち越したのは立派。
【小島の二つの改革】
特に2戦目の小島は素晴らしかった。
新聞によると小島は大先輩の涌井に勝つために2つの改革を行ったという。
『一つ目』はマウンドと屋内の温度差を最小にするために「早くグランドに出て、クーラーに当たる所にいないようにした」
『二つ目』は、投球フォームの見直しをしたという。「投げ急いでいるところがあったので、軸足に体重をしっかりと乗せて、下半身で投げることを意識した」そうで、直球の球威が増した。直球が走るとカットボールやチェンジアップも有効に作用した。
色々思い切って変えるのも度胸がいる。小島の負けん気の強さが出た勝利だ。