種市-柿沼の機転-安田の打撃に光-2020日本ハム対ロッテ1~6

2020年 7月 14日(火 )
日本ハム 対 ロッテ1回戦  札幌ドーム

2 対 5 で ロッテの勝ち
勝ち投手:美馬   負け投手:上沢

【トピック】
美馬7回6安打2失点と好投。マリーンズは上沢相手に6回6安打で5得点と効率よく攻めた。特に1回荻野ヒットから盗塁を決めて2塁から菅野がセンターへタイムリーヒットで先制がいい流れをつけた。Mの打線は1番荻野2番マーティンと3番菅野で12打数7安打と繋がった。5回裏マーティン4号。荻野猛打賞、菅野・マーティンマルチ。西川・大田マルチ。日本ハムの捕手の送球ミスに助けられた。
*ファーターズ西川通算250盗塁達成。

【美馬の魔球?】
4回裏、美馬75kmの魔球?スローボールで中田を三振に打ち取る。
*美馬が投げる時につまづいてバランス崩して投げたボール。

2020年 7月 15日(水)
日本ハム 対 ロッテ2回戦

6対 4で 日本ハムの勝ち
勝ち投手:宮西   負け投手:小野

【トピック】
小島4回2/3まで6安打2失点と粘投、後続のピッチャーも踏ん張っていたが、8回裏エラーで無視2塁を献上、死球もあり、日本ハムに逆転された。少しもったいなかった。
5回マーティン5号3ラン、6回ビアヌエバ2号ソロ。レアードマルチ。西川猛打賞、ビアヌエバマルチ。

2020年 7月 16日(木)
日本ハム 対 ロッテ3回戦

3対 4 で ロッテの勝ち
勝ち投手:岩下(3勝目) 負け投手:バーヘイゲン

【トピック】
先発の岩下が5回7安打2失点とゲームを作った。初回ビアヌエバに2点タイムリーを打たれながらも踏ん張った。頑張りに応えて、7回荻野がチャンスを拡大マーティンがライトへの2点タイムリー、菅野がレフトへ勝ち越し打。同点逆転としぶとくつないだ。
清宮3号ソロ。マーティン・菅野マルチ。近藤・清宮マルチ。
接戦をものにしたのは大きい。
*初回の西川の出塁を抑えたい。日ハム攻撃の起点になりつつある。

2020年 7月 17日(金)
日本ハム 対 ロッテ4回戦

7対 4で 日本ハムの勝ち
勝ち投手:有原  負け投手:石川

【トピック】
石川と有原というエースの対決になった。
石川が6回2/3を10安打6失点と打たれた。
Mも一度追いつくが4回裏渡邉・石川に勝越し打を打たれた。7回には中田の3ランで突き放された。
ロッテは11安打打ったが11残塁と拙攻を繰り返した。
レアード6号ソロ。荻野・マーティン・中村・安田マルチ。中田8号3ラン、西川・近藤・中田・石川マルチ。

【リクエストで無効】
ロッテ・井口監督の「4回のチャンス、菅野の打球からの併殺判定」についてのリクエストは、「アウト判定」でなく、思わぬ形で“無効”となった。

4回リクエスト協議ののち、責任審判の森塁審が説明した。
「ただいまの一塁走者(マーティン)の二塁へのスライディングは、ボナファイドにより守備妨害といたします」。

**問題のシーン**
同点の4回1死一、三塁。菅野は遊撃へのゴロを打った、審判は併殺でチェンジの判定。ここで井口監督は「一塁での打者(走者)アウト判定を不服」としてリクエストを要求した。
しかし審判団が確認したのは、一塁走者・マーティンのスライディングした足が日ハム二塁手の渡辺に接触した場面。これがボナファイド(正しいスライディング)のガイドラインにより、『渡辺への意図的な接触』と判断された。

これにより一塁のタイミングに関係なく打者もアウトで併殺。加えて指揮官のリクエストも取り消しとなった。
*マーティンには警告が与えられた。

【ボナファイド】
「スライディング終了後は(本塁を除き)ベース上にとどまる」ことや「野手に接触しようとして走路を変更することなく、ベースに達するように滑り込む」ことなどが、“正しいスライディング”だとしている。

*千葉ロッテとリプレイ検証については、過去にも色々ありました。
記事として書いていますので読んでみてください。

*次ページは5-6回戦になります。