井上-マーティン-中村-藤岡-投手陣助けた2020ロッテ対楽天7~12

2020年 7月 28日(火 )
ロッテ 対 楽天7回戦 ZOZO

13対 12で ロッテの9回裏サヨナラ勝ち
勝ち投手:益田  負け投手:J.T.シャギワ

【トピック】
(ロッテは先発美馬、楽天は石橋良太。前カードで楽天に負け越しているので何とか雪辱したい)
ある程度の打ち合いはあり得ると思ったが、こんなに荒れるとは誰も予想しなかった。乱打戦の最後はサヨナラ押し出しデットボールと、終わるまで展開が読めなかった。

ロッテ登板投手7人、楽天登板投手7人。打線ロッテ15安打13得点、楽天16安打12得点。
井上猛打賞HR3本(6-7-8)5打点の大暴れ。
中村奨吾3号ソロ・安田3号2ラン・マーティン・レアードマルチ・M先発全員安打達成。
ロメロ8号満塁HR・島内猛打賞4号ソロ(4安打)・小深田・鈴木・浅村・ブラッシュマルチ。

どんだけ試合が荒れていたかがよくわかる数字です。
燃えあがった両チームの打線に対して、どんなピッチャーが出てきても火消しは無理でした。

【ベストプレーヤー】
井上を除くM打線で『中村奨吾の活躍が素晴しい』
2回裏1死満塁での押し出し四球を選ぶ。4回裏センターへのタイムリー。8回裏ライトへの追撃開始のHR。9回裏1死満塁での押し出しデットボールを受ける。
勝負所でいい仕事をしていました。
もともと才能豊かな選手なのでクレバーさを加えて、相手に嫌がられるプレーヤーでいてほしい。

【ポイント】
M打線が好調だったとはいえ、6連戦が続く中で先発の投球回数が限定される中、中継ぎ・抑えピッチャーに与える負担(数・プレッシャー・体力面・調整)が大きいと思いました。
特に中継ぎ・抑えに不安を持っている球団は、厳しい台所から「一気に崩壊に追い込まれる」可能性を持っている。『M美馬の交代時期を迷うなど、昨シーズンではあり得ない投手起用』を見て思いました。

2020年 7月 29日(水 )
ロッテ 対 楽天8回戦

1対5 で 楽天の勝ち
勝ち投手:涌井(今季5勝目)  負け投手:小島

【トピック】
(前回良いピッチングの涌井を攻略できるか、5回以降のM攻撃が勝負のカギ。小島には5回までゲームを作ってほしい)
涌井が7回3安打1失点と完璧なピッチングをした。小島は6回5安打ながら2本のHRが痛い。詰めのボールが甘くなってしまった。涌井自身が「いい調整が出来ている」というコメントを聞く限り今年はMにとってとてもやっかいな投手になる。
1回浅村12号2ラン、5回ロメロ9号ソロ。1回裏マーティン6号ソロ。ロメロ猛打賞、ロッテ散発4安打。

2020年 7月 30日(木 )
ロッテ 対 楽天9回戦

3対 4 で 楽天の勝ち
勝ち投手:久保    負け投手:岩下

【トピック】
(岩下に勝ちを期待した。打線が決まらず日替わりでメンバーが変わる)
先発岩下6回5安打4失点と粘投した。

楽天は弓削隼人4回2/3を2安打3失点、以降楽天の継投に抑え込まれた。ロッテ散発の3安打。
1番に角中・3番に清田とテコ入れするも昨日と同様に低調な打線。
1回鈴木2号ソロ、4回浅村13号ソロ、3回マーティン7号ソロ。鈴木マルチ。

楽天の投手捕手に、投手の決め球を活かすリードが見えた。
しっかりと自分の武器を意識して投げていた。一方M投手陣は慎重さが過度に目立った。

特に前カードで痛い目にあった(このカードでHR打たれている)浅村をマーク厳しいコースで攻めて四球もありは理解できるが、その前のランナーを出しすぎる。
投手にかかるプレッシャー増と攻撃のリズムが悪くなることを考えると、バッターによっては攻めのピッチングを期待したい。
M打線はマーティンの前にランナー出したい。

【千葉県レアな対決】
6回裏『千葉県鎌ヶ谷市出身同志の対決』が実現した。
楽天投手「津留﨑大成」(佐倉シニア~慶應高)にたいしてロッテは代打「清田育宏」(市柏高)との対決、清田がサードゴロを打って今回は津留﨑が勝利した。
*TV中継で言ってましたが同県の対決はあっても「市」は稀、同感です。

*次ページは10-12回戦です。