11月6日(金)に西武が楽天に敗戦、ロッテにCS自力進出が復活した。
可能性が戻ってきた。
M試合前7日の楽天対西武戦で、西武が引き分けた。
2020年 11月 7日(土 )
ロッテ対オリックス 24回戦 ZOZOマリン
4対 3で ロッテの勝ち
勝ち投手:二木 負け投手:榊原
【トピック】
最後千葉ロッテがマウンドを任せたのは今年成長目覚ましい「二木康太」だ。
一方オリックスは千葉県出身の若手榊原。
二木初回に1アウト1塁からモヤにタイムリー2ベースで先制されるも、その後は安定したピッチング。
マリーンズは榊原を攻めあぐむも、制球の乱れに助けられた。
4回藤岡ヒット田村送りノーアウト2塁。荻野もフォアボールの2アウト1・2塁とチャンスを広げると、「藤原恭大がライトスタンドへ一閃」豪快にライナーで3号3ランホームランを叩き込んだ。
ロッテが鮮やかに逆転。攻守に活躍した藤原は、やはり持っていた。
M5回も井上Hとフォアボールで1アウト満塁のチャンスを作り榊原を降板させると、代わった齋藤から安田が押出フォアボール選び4点目を加えた。
Mフォアボール9個とよく選んだ。
二木は6回3安打1失点と好投して、ハーマン・沢村・益田勝利の方程式につなげた。
終盤オリックスの反撃にあうも3人で抑えきって勝利した。
(益田9回2アウト降雨中断にも負けなかった)
藤原3号3ラン。T-岡田マルチ。
*これでマリーンズ単独2位になった。
思い切りが変える~二木・藤原
Mランナー出すも決定打無いいつもの悪い流れでスタート。
しかし4回藤原恭大「思い切りのいい振り」でライトスタンドへライナー弾、悪い流れをきれいに吹き払った。
形は関係ない、「チャンスに好球がきたら思い切り振る」、先手をとって中盤後半に持って行きたい。それがMの勝てる少ないパターンだ。今日は藤原が流れを変えてくれた。
若きエース二木は、度胸良くインコースのストレート・フォークで勝負した。
その能力を全開にした。
藤原はもてる力を思い切り発揮した。
2人とも運ではない。「思い切りやった結果」だった。
打線はまだまだ十分ではないが、点から線になりつつある。
藤岡田村荻野藤原ラインが機能してきた。清田のヒットも心強い。
復調しつつあるが「純和製マリーンズ打線」が西武に通用するのか、今日以上にがむしゃらに振って先制点をとっていかないと西武ペースになる。
西武が7日楽天戦に引き分け、ロッテが勝利して0.5ゲーム差になった。
2位ロッテが8日西武に勝ってCS進出を決められるのか。9日に持ち越すのか。
*8日の西武戦で大勝負。明日勝ってCS進出を決めてほしい。
ロッテの下剋上、アゲイン!
最終盤のCS争い、今年はコロナ禍で特別なルール。
2019までは上位3チームまでCSに進出できたのが今年2020は2位までになった。
過去をみると「チームが最終戦に勝ち3位になりCSに入った」のは日本ハム、ロッテ、西武、巨人、阪神で計5度ある。
2010年のロッテは、シーズン最終日にCSに入ったのだが、3連勝での逆転の進出だった。そしてロッテはリーグ3位から「日本シリーズ優勝」に上り詰めた。見事「下克上」を達成して流行語になるほど大騒ぎになった。
西武が7日楽天戦に引き分け、ロッテがオリックスに勝利して0.5ゲーム差の2位になった。このままロッテが西武に勝ってCS進出を決められるのか。
*もしCS進出が出来たならば、ソフトバンクに勝ち、セリーグの覇者、巨人を戦い上を目指すことが出来る。
「千葉ロッテ」は何かをするチーム。2010以来2度目の「下剋上を達成」するためにも、目の前の試合を勝っていくしかない。