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ZOZOマリンスタジアム05

コロナ禍11人合流-小島-井上活躍2020ロッテ対オリックス19~21


6日のスポーツニュースはロッテ一色になった。
千葉ロッテは選手8人含む計13人の新型コロナウィルス陽性の結果を受けて、球団本部で緊急の対応を検討した。
*感染が判明したのは、岩下・清田・角中・荻野・菅野・鳥谷・藤岡・三木・伊志嶺コーチ・スタッフ4名。また濃厚接触者として、吾妻・小野・山本・和田が特定された。(6日の対オリックス戦は開催された。6~11日の2軍戦はチーム編成が難しいため中止になった)




6日ロッテは11人の登録を抹消して、代替指名選手として11選手が1軍に昇格、球場練習に合流した。
登録されたのは、投手は佐々木千隼、成田翔、古谷拓郎、フローレンス、捕手は宗接唯人、内野手は福田光輝、松田進、細谷圭、茶谷健太、西巻賢二、外野手は藤原恭大、高部瑛斗。




ZOZOマリンのライトスタンドには「コロナ禍をともにのりこえよう」をいうファンの横断幕が上がった。




ZOZOマリンスタジアム05







2020年 10月 6日(火 )
ロッテ対オリックス 19回戦




0対 3 で オリックスの勝ち
勝ち投手:山本  負け投手:石川




【トピック】
ロッテ石川歩、オリックス山本由伸の「エースの投げ合い」となった。最初に点が入ったのはオリックス。3回ロッテ先発石川から小田が石川のボールをうまくレフトスタンドへ運んだ。石川序盤ボールが少し高かった。つづいてT-岡田にシンカーが少し甘くなったところを打たれる。4回は大下に初球を狙われてレフト前タイムリーを打たれて3点目が入った。*石川7回8安打3失点とボールの高低など制球に苦しんだ。
この日の山本には得点は3点で十分だった。8回2安打無失点で山本のペース、低めに150K台のストレートが決まり、カーブは鋭く曲がり落ちた。スライダーは外角低めに沈む。早めにバッターを追い込んで「多彩な決め球を駆使」して料理された。唯一マーティンにはフォアボールもありの攻め、福田秀平には慎重に配球を考えながらの攻めをしていたのが印象にのこった。
小田1号ソロ、伏見マルチ。




【誰が1軍で使えるのかが試されている】
主力選手のコロナ陽性が判明し、代わりに6日1軍に合流した茶谷・福田内野手・高部外野手が早速出場した。いきなりの1軍ですぐに結果を出すのは大変だ。オリックス山本投手に対するバッティングを見て、試合途中で代打を送られた選手もいる。猶予ないサバイバルの場だ。真剣勝負の場で「自分の力を見せるチャンス」でもあるし「普段どういう意識で練習をしていたのか」が試されている。
監督も言っていたが1軍の優勝争いの渦中に出場できるのはいい経験、プロならばそこで結果を出さなければいけない。
*9回佐々木千隼が今季初登板した。落ち着いた投球で1回を3人で片付けた。今後に期待。




2020年 10月 7日(水)
ロッテ対オリックス 20回戦




4対 1で ロッテの勝ち
勝ち投手:小島  負け投手:アルバース




【トピック】
台風の接近の影響もあり、試合前から雨が降りしきる中、小島が好投した。立ち上がりからストレートは走って課題の立ち上がりは無失点に抑える。するとマリーンズ打線が先制した。初回2アウトからマーティン・安田ヒットの1・2塁から井上がライトスタンドへ13号3ランを打った。久々に「ごっちゃし」が見れた。

*井口監督の勝利監督コメントにあったが、ロッテにとって「井上は打つべき人」であり、8月21日以来36試合HRが無かったのは空きすぎ。開きが早いせいか外角の球についていけてない打席も多い。ピンチの今こそ修正して、井上に試合を引っ張ってほしい。




小島は雨の降る中ボールコントロールに苦しんだ、ストレートは走っていたが、球が高くいくこともありボールも多くなった。3回マーティンのまずいプレーで1点取られるも、小島の強い気持ちが入った投球は続き、ランナーがいる場面で吉田を打ち取るなど要所を締めた。辛抱の投球をしてゲームを作り6回6安打1失点に抑えた。
マリーンズ7回には佐藤のヒットから相手エラーで無死1・2塁から藤原が落ち着いたバントで1アウト2・3塁にして、中村奨吾が比嘉の高めをしっかり叩いてセンターへの犠牲フライを打った。この追加点は大きかった。

*藤原2打席目にアルバースからライトへ目も覚めるようなヒットを打つなど、他の昇格メンバーのなかでも存在感を出している。

*佐藤都志也の外角をうまく右中間にもっていくバッティング技術には驚いた。4回の打席も外角をライト前に「左手を離して右手でヒットゾーンに持っていく」など2打席連続でありラッキーではない。非凡なセンスを見せた。「上から強くたたくこと」もできるし「レフトへ流し」も出来る。監督が使いたくなるのも分かる。




【7回からは唐川・沢村・益田の勝利の方程式】
7回唐川の140K台のストレートと外角へのチェンジアップはえぐかった。さすがの投球術だ。
8回沢村も150K台のストレートや高速フォークで三振にするなど2アウトにする。安達にはフォアボールを出してランナー1塁から、首位打者「吉田正尚」に3-2と粘られるも、最後は「厳しい外角低めにスプリット」を決めて三振に仕留めた。低めにボールをあつめて強打者が振ってくれないと、簡単に四球に逃げたいところ、あくまで「低めに自分の決め球を投げられる」、巨人での厳しい経験があればこその技だ。
9回は益田が登板、3本のヒットで1アウト満塁にするもオリックス育成出身の注目の大下にレフト線際にきわどいファールボールを飛ばされて一瞬ドキッとするも、その後冷静に「ど真ん中に球速を抑えたシンカー」を決め三振に切った。絶体絶命のピンチに「度胸の据わった投球」だった。
3人3様の投球術に酔ってしまった。今年のマリーンズの強さが先発投手と中継ぎ抑え投手陣にある。コロナ禍で選手が抜けても「簡単に負けない理由」がそこにはあった。




井上13号3ラン。田村・佐藤マルチ。佐野・ジョーンズ・杉本マルチ。




2020年 10月 8日(木 )
ロッテ対オリックス 21回戦




降雨のため中止 延期




結果-2020年 10月 6日~8日(木 )
ロッテ対オリックス19~21回戦




対オリックス  1勝 1敗 両チーム勝敗を分けた




まとめ




マリーンズ初戦は、山本の前に2安打無失点と抑えられてしまった。2戦目は小島が踏ん張り井上が一発で答えた。このリードを堅い投手陣が守り切った。




このカードは選手のコロナ感染で1・2軍で選手が24人も入れ替わった。
そんな緊急事態にもかかわらず、井口監督の今までと変わらない言動と采配は、腹の据わったものだった。その目線の先は「逆転優勝」にある。少しもぶれることはなかった。そんな指揮官を見ていた選手も動揺することはなかった。




「優勝争い」の中、厳しい戦いは待ってくれない。ソフトバンク3連戦のあと楽天3連戦が続く。
先発投手中盤と抑えはしっかりと回っている。打線は戦力ダウンは仕方ないが、2軍から若い選手が起爆剤となる可能性もある。初めて当たる1軍の投手に「どれだけ積極的にいけるのか」「自分のスイングが出来るのか」は未知数だ。
やはり現実問題としては、井上・中村奨吾・福田を中心とした中軸が打たないことには、勝負にならないだろう。2戦目に井上晴哉は佐藤や昇格した藤原のヒットを見て「自分たちが見本にならなければいけない」と奮起しHRを打ったという。新人が頑張れる雰囲気を作り出すためにも、まずは先輩が引っ張ってほしい。