侍ジャパン、広がる戦略の幅。
純日本プロ野球らしき侍が伝統の形を守る?よりは、いままでの戦い方を変えるような力が見られた。
接戦もありえたイタリア戦でもその傾向は変わらず。
技術だけでなく投打にパワーを手に入れた侍ジャパンの姿がみえた。
外国人に対して見劣りしない体形は数年前から手に入れたが、
精神的なものもあってか、大舞台での活躍は今一つだった。
しかし最近の若手選手は気後れすることはない。
食事など環境の変化もあるだろう。
高校・大学に対国際試合も積んでいる。
球団の育成にも変化あり、大谷は日本ハムで経験を積んで大きく世界に羽ばたいた。
佐々木朗希も千葉ロッテで育成プランは有名。
個々の科学的なトレーニングも活かされているはず。
だから体の大きさとパワーを兼ね備える選手が台頭してきた。
(この傾向は他のスポーツでも顕著、世界クラスの選手が出て活躍を始めている)
【栗山監督がひろい知見を持つ】
栗山監督は解説者経験者で勉強家。また現在活躍中のMLB選手に造詣の深い監督。
この大会に合わせたかのような勇者たちにも縁が深い。
・監督の勝負師の一面:ヌートバーの起用。
リサーチはあっても合流したばかりの未知の選手。マイナスは考えないで一番打者としての起用。
短期決戦らしい“賭け”にでた。結果彼の勇気あるプレーがチームに勢いをもたらしファンに感動をもたらした。
(ヌートバーは水原通訳がリサーチしたとのこと)
・日本選手に対しての信頼:代表選手に対してのリスペクト
代表選手が応えた。近藤、吉田、源田、岡本、中村ら中堅プレーヤーがつないでチームを救った。
特に彼らの「対応力」は素晴らしかった。
・ワールドクラスの人脈:強度をプラスできた。
太い柱がさらに強度をます。ピンチに動じない選手の存在です。
ぶれない精神力の「大谷(エンゼルス)」。また経験豊かなあこがれの存在「ダルビッシュ(パドレス)」。
今回の大会が雪辱になる、その準備は整った。
連勝で国民的ブームを巻き起こしている「侍ジャパン」。
「熱くも冷静に戦える」
これも力(技術・パワー・精神力)のたゆまぬバージョンアップがあればこそ。
今までにない侍ジャパンの姿がそこにありました。
主力選手が監督の期待に答える。初陣の選手も踏ん張ってチーム力をあげる。
ここからはアウェイで厳しさを増していくが跳ね返してほしい。
ここまでの日本プールの戦いは、とても楽しませていただきました。お疲れさまでした。
決勝リーグ「メキシコ戦」では、われらが佐々木朗希に期待。
160kの剛球で驚かせてピンチでは変化球のキレを期待。
攻撃は変わらずヌートバー・近藤が出塁して大谷には一発を期待。そして吉田がここぞで決めてくれるはず。
調子を一段上げた岡本・村上のしぶとい一振りもチームを救ってほしい。
そして強力なリリーフ陣、楽しみしかないです。しびれる場面で代走がでて盗塁の場面もでてくるのでしょう。
マイアミで強行日程のなか頑張る選手を応援したいと思います。
*【注意】すべて個人的な意見です。
最後までお読みいただきありがとうございました。