高性能弾道測定器-トラックマン-投球や打球の回転数-角度-飛距離を計測

プロ野球のデーター分析が進んでいる

高性能弾道測定器「トラックマン」は、日本は広島を除く11球団が本拠地の球場で導入している。

アメリカではメジャー30球団が採用している。
ビックフライ、オオタニサン」で有名な言葉と一緒に、スピードや角度、飛距離を表示しているのも目に焼き付きます。
その時よく自分が言うのは「えっ、あんなライナーでスタンドに入っちゃうの!!」です。

機械は、アメリカの迎撃ミサイル・パトリオットの技術を応用しているという。
弾道の道筋をデーターとして解析して見せるというシステムで、いち早く活用を始めたのはゴルフで、数年前からテレビなどで弾道や飛距離を表示していました。

トラックマンは、投手の投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できる。

オールスター戦で投手の回転数について盛り上がっていましたよね。
巨人菅野投手、ソフトバンク千賀投手など自分で回転数を分析しているんです。
2300(毎分回転数)を超えるとかなり切れのあるボールといえるようです。

楽天の松井投手が回転数が高いのには驚きました。
変化球の曲がりだけではなかったんですね。

データは分析会社で一括管理されるので、正確性と信頼性があります。

トラックマンは詳細に出るバッターの打球方向は守備シフトの裏付けになり、投手の3D画像は対戦の少ない投手のイメージに役立つ。

機械がすべてではない。

もちろんスコアラーが収集したデータをスコアラーから球種の曲がり癖や投手のタイプの分析を聞いた方が分かりやすいことも多いらしいです。
選手によっては感覚を大切にする人もいるでしょうし、機械がすべてではないということでしょうか。

最初の話に戻ると、広島を除く11球団は広島選手の11球場でのデータを見ることができる、不気味です。

データーが全てではないでしょうが、ソフトバンクが対戦選手を丸裸にしているのは有名。
勝っているという事はもう結果もついてきているんでしょう。

乗り遅れると後で取り返しが難しいのは、ビジネスの世界と一緒ですね。

*マリーンズも導入しているらしいのですが、トラックマンは球場のどのあたりに設置しているのかな。選手もデーターで評価される大変な時代です。