STAR WARS「THE RISE OF SKYWARKER」REVIEW
【あらすじ・導入】
生き残ったレジスタンス達はファーストオーダーを倒すべくレイア提督のもと力を回復しつつあった。ファーストオーダーの最高指導者になったカイロレンは暗黒のパワーの秘密を探していた。
それとともにレイに語りかけて自分の思い通りしようと策をめぐらす。
一方レイはレジスタンスを守るため、シスの秘密さがしの冒険に出る。
それはルークも探していたことだった。レイにとっては自分が何者なのかを探す旅でもある。
フィン・ポー・チューバッカ・BB-8・C-3PO・R2-D2など多彩な仲間も合流していく。
危険な闘いが始まった。
前作から引き継いで、最大の見どころは、フォースの使い手となったレイとカイロレンとのドラマ、二人の関係の変化だ。二人の会話は、劇的な舞台とともに、この物語のテーマを表している。
二人の心の葛藤は、戦艦同士の戦闘シーンも凌駕する。
フォース(善)と闇の力(悪)との葛藤を決着へと導いていく。
二人にはそれが遥か昔から定められた運命であるかのように。
【レビュー】
今回がスターウォーズの最終作品であるというニュースを聞いていたが半信半疑で、どこかの怪獣映画みたいに何回も復活するのだろうと思って映画館に足を運んだ。
正確に言うとスターウォーズが終わるはずないという気持ち、終わってほしくないという気持ちである。最初からシリーズを追いかけている人にとっては頷く方も多いと思う。
本編「スカイウォーカーの夜明け」は予想通り面白い映画だった。
画面に魅入られることあっという間、気が付くと1時間以上たっていた。
(当然時間測っていたわけではない・画面から目は離せないということ)
レイとカイロレンなど人間ドラマが予想以上に濃くなっている。
ミレニアムファルコンの活躍、砂漠やそこを走るスピーダー、逃げ回るシーンなどを見せられると、途中から先ほどの考えが変わった。
間違えなくスターウォーズはエンドに向かっているのだ。
すべての映画のディテールがそれを示している。急に焦ってしまった、エー本当に終わるのか。
終盤に入りクライマックスに向けてレイア将軍の死、登場人物の動き・気持ちが一つになり、ソロの登場したあたりから、終わるのも仕方ない、納得しように変わっていった。
Xウィングとデストロイヤーの戦闘シーン、懐かしい初期の演出っぽい画面作りも随所に出てきた。
ドロイドのぎこちない動きも登場している。知らない間に涙腺も緩くなってきた。
実際終わっちゃうのと思うと悲しくもなってきた。
うつむきかけた姿勢を画面に戻すと、この映画は今までのスターウォーズシリーズの魅力すべてを出しきっていることに気がついた。そしてルークスカイウォーカーも出てきた。
描き切っているのだ。もうこれ以上のスターウォーズ映画は作れない。
そう断言したくなる出来栄えでした。
周辺の星のレジスタンス達が民間の船で集まる場面や、戦闘に勝利してXウィングが帰還してみんな喜ぶシーンは涙なしでは見れません。
見どころのシーンは沢山あって到底書ききれるものではありません。
今まで長い間楽しませてくれたスターウォーズと製作者にありがとうと言いたいです。
*自信をもっておすすめの映画です。
次回はスターウォーズについて別の視点から、レビュー記事を書きたいと思います。
Xウィングとデストロイヤーの戦闘シーン、懐かしい初期シリーズにあった画面作りも随所に出てきた。ドロイドのぎこちない動きも登場している。知らない間に涙腺も緩くなってきたが、最後までしっかりと観た。すべてを描き切っている、もうこれ以上のスターウォーズ映画は作れない。そう断言したくなる素晴らしい出来栄えでした。