荻野活躍と福浦引退-千葉ロッテの2019年を振り返り-2

NHK千葉FM放送「ひるどき情報千葉」のレビュー後半です

アナウンサーと話をしているのは、マリーンズ広報メディア室長の梶原紀章さんです。

アナウンサー:野手の話からしますと、最初は高卒ルーキーの「藤原恭大」さんが登場して注目されました。でもシーズン通しては荻野貴司さんの活躍が目立ちました。

梶原さん:そうですね。ギックリ腰で一時休みましたが、彼の活躍は大きかったです。
打撃成績も打率は3位でした。今季はタイトルホルダーがいないので、ベストナインかゴールデングラブ賞のどちらかをとってほしいです。

【感想】
荻野さんの最終打率315もすごいですが、ほぼフルに出場して三塁打は規定打席到達者で一番の7個、二塁打も一番の35個をかせいでいます。盗塁も28個と4番目です。守備も失策は1とすばらしい活躍であったことがわかります。

アナウンサー:選手会長の鈴木大地さんが逆転ののろしを上げるシーンが多かった。

梶原さん:顔はかわいい感じですが、見た目よりずっと勝気な選手ですよ。

アナウンサー:お母さんからも小さいときから元気だせと言われていたらしいですね。ベンチの士気も上げていた。このオフFAでどうなるかですけど。

福浦選手の勇退

アナウンサー:福浦選手の引退もありました。

梶原さん:これで2005年のメンバーがいなくなる。寂しいですね。

アナウンサー:福浦さんはマリーンズにとってどんな選手なんですか?

梶原さん:どうなんでしょう。福浦選手が入団した当時はロッテが千葉にきたばかりの時で、ドラフト時は千葉から出た選手だから取っておこうかと言われたらしいです。千葉にロッテが来ていなければプロに入ってなかったと福浦さんも言ってました。ピッチャーで入ってきて野手に転向したり数奇な運命があった選手です。

アナウンサー:日本ハムとの最終戦、最後の打者の打球が福浦さんに飛ぶあたり、神ががかっている選手ですよね。引退試合のスピーチも福浦選手の実直な性格が出ていました。

梶原さん:引退試合のスピーチですが、前日練習をしたんです。その時は大丈夫かなという出来だったんです、もし困ったら泣いたふりしてくださいといったんですが、やはり本番に強いですね。紙見ないでしゃべっていましたからね。帰りの車の中で練習したらしいです。

アナウンサー:一度間違えてごめんなさいというあたりは福浦さんらしいと思いました。

梶原さん:終わった後はホッとしたんじゃないかと思います。

アナウンサー:さて投手ですが、涌井選手は少し残念でした。石川投手は後半頑張りました。種市さんは躍動しました、二木、岩下、吾妻、小島、中村など若手達が育ってきていますよね。
さらに今年のドラフト会議でどう補充できるかですね。打が充実してきたので投手の充実も大事ですよね。順位はひとつづつ上がってきています、期待も高まります。

今シーズンが終わってどうですか。

梶原さん:今年は井口監督も勝利にこだわって戦いました。自分も3位じゃなくて優勝争いをしてほしいと思います。
12球団でも優勝から遠ざかっている球団の一つですからね。

梶原さん:今は来年のスローガンをどうしようか、悩んでいます。最終的には自分が決定します。

アナウンサー:頑張れマーティンも良かったですし、「ウィアー」も定着してきました。「マウエ」以上のものを期待したいです。ファンに向けてのメッセージをお願いします。

梶原さん:ホームで西武ライオンズの優勝を見せられてくやしいおもいもしました。くやしさを忘れずにチーム一丸となって勝利を目指していきたいです。春のキャンプから頑張っていきますので来季もよろしくお願いします。

アナウンサー:じきに鴨川の秋季キャンプも始まるんですよね。がんばってください。

梶原さん:頑張っていきます。ありがとうございました。

【感想】
スローガンは井口監督が決めていると思っていたので意外でした。10月ドラフト会議もありますし、11月に鴨川キャンプも始まります。熱い戦いはオフの間も続きます。
*ロッテ中堅2選手のFAの行方も気になります。

*最後までお読みいただきありがとうございました。