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文章力の基本-簡単だけれど誰も教えてくれない77のテクニック-感想後半


文章力の基本(簡単だけれど誰も教えてくれない77のテクニック  阿部紘久著  日本実業出版社刊 を読んだ感想です。 




ここからが後半です。第5章から第7章になります。前半は下記の記事になります。








この本を読んでみて、 何気なく書いていると陥りやすいミスが沢山あるということに気づきました。「すべての文章に共通する土台の部分」の大切さです。小説を書く上でも役に立つテクニックも満載でした。興味深く読めました。
【注意】第5~7章から大切と思われた事柄を抜き出して、それについての「テクニック」・「注意点」・「やってみること」などを書いています。




第5章「簡潔に書く」




この章は、そうだあるあると頷く点が多かった。笑みがこぼれましたし猛反省しました。




・「いきなり核心に入る」前置きなしには文章は始まらないと考えている人がいますが、無駄な前置きは読み手の気持ちを遠ざけてしまいます。

・「削れる言葉は徹底的に削る」言葉を足してたくさん書けば、よりニュアンスが伝わると誤解していました。無駄な言葉は逆効果です。

・「同じ言葉が続いて出てきたら、1つにする」

・「これから説明します」「これから述べます」は不要。

・「なぜなら」「理由としては」「という」なども省く。

・「よって・そのため・そこで・そして・また・それに・さらに」など余分なつなぎ語は省ける場合が少なくない。話の内容が自然につながっていれば、読者の頭の中でちゃんとつながっていきます。読んで煩わしくならないようにしたい。




第6章「共感を呼ぶように書く」




・目に浮かぶように書く。
抽象的な言葉(情熱的で、教育熱心で、生徒思いで)を避けて、象徴的なエピソードをリアルに書ければ、納得してもらえる。




・具体的なエピソードから入る。
例「私は大変粘り強い性格です。一度やると決めたら最後まであきらめずにやります。意志の強さが私の長所です」とても抽象的でだれでも書ける文章です。履歴書書くときもこういう文章を書く癖があります。説得できる文章ではありません。
「私は千葉県A市で野菜B・Cなどを栽培する農家の家に生まれました。厳しい自然環境の中で懸命に働く両親を見てきました。私も家の仕事を手伝いました。そのなかで仕事に粘り強く取り組む姿勢を身につけること出来ました」この人だけしか書けない事柄です。
【テクニック】登場人物の履歴書を具体的に書いてみる、小説でもキャラクターを作る上で参考にしたい。




・感動を押しつけず、読み手自身に感じてもらう
その場の状況を淡々と目に浮かぶように書くことが大切。




・抽象的な総括はいっぱいいらない。
最後の一カ所でいい。「意義があった、大きな収穫、とても重要、得難い経験、とても感謝」などを文章全体にちらばめても散漫になるだけ。意義を解説しないで「事実に語らせる」こと。




・強調する言葉は控えめに使う。
「本当に、間違えない、もっとも効率がよい」など最大級の修飾語や強調語を使うと、読者の気持ちがついてこないので、疑念を呼び覚ましてしまうこともある。
【テクニック】強調する言葉を「控えめ」とは高度なテクニックです。難易度は高いと思いました。




・読み手の期待を裏切らない。
文章を書く作業とは、最初に相手が立っている場所にともに立ち、それから自分が目指す場所まで、道案内しながら一緒に行く旅ようなものである。
そして句点がくるたびに、「なるほど、そうか、分かった。それで?」と思ってもらいながら、ともに歩むのがよい文章である。まさしく小説の書き方にも応用できる。




・文章を書くときには、自分の考えをはっきりさせると同時に、「相手の立場に立って感じたり考えたりすることのできる想像力」を持つことが大切である。
【テクニック】なかなか簡単には出来ることではない。訓練が必要である。




第7章 「表記とレイアウトにも心を配る」




・漢字本来の意味から離れた言葉は仮名で書く。
見た~みた、所~ところ、良く~よく、言う~いう、事~こと、物~もの(形式名詞なので、かな表記が普通)




*『形式名詞』とは
その語自体には実質的な意味が乏しく、常に具体的な内容を示す連体修飾語を受けて使用される名詞。「食べたことがない」の「こと」、「困ったものだ」の「もの」、「合格するわけがない」の「わけ」など。

【注意】結構この表現はしている。いいかげんに使っている。形式名詞なのに漢字で書いていることが多い。意味を間違えているので、直さないといけない。




・横書きでも漢数字を使う言葉がある。
「毎日新聞用語集」を見ると、数字の表記方法が11ページにわたり解説されている。以下に例を抜粋して記してみます。
数値を曖昧にした表現「数十人・数百件・五十数億円」
固有名詞、それに準ずるもの「三十三間堂・北方四島・五大陸」
他の数字に置き換えられない場合「一時しのぎ・一日一日・第六感」
伝統的な日本文化に関わるもの「三回忌・本因坊七番勝負」
【注意点】安易に筋の表記を変えていないか、注意が必要です。言葉の表記は意味も含んでいるので勉強が必要です。




読み終えての感想




とてもいい本だと思います。楽しく読めました。自分の今まで書いてきた内容はかなり限定的であり、自分の独断も入っていますので、文章力を上げたい人は実際に本を読んでみてください。




自分の目標としては、書く量を多くしたいです。「何か感じたこと、考えたことがあれば、書いてみる」という習慣を自分のものとしたい。
基本を身に着ければもっと楽しく文章が書けるのではないかと思いました。




*最後まで読んでいただきありがとうございました。文章力をつけるのは容易ではないです。頑張っていきましょう。