銚子市沖洋上風力整備港となる「名洗港」へ-歴史ロマンが残る町「外川」から

外川港の前を走る道路まで戻り、名洗港方面に向かいます。

左奥に「犬岩」がありました。
下記の写真・犬岩の左沖に洋上風力発電設備が見えます。

【犬岩】犬岩は耳を立てた犬のように見える奇岩。源義経が奥州に逃れるときに置き去りにされた愛犬「若丸」が七日七晩泣き続けて、八日目に岩になってしまったという伝説が残っています。
*犬岩は恐竜がいたころ(2億年前)にできた岩石です。

「犬岩」と洋上風力発電設備
「犬岩」と洋上風力発電設備

犬岩から右に目を移すと「屛風ヶ浦」が目に飛び込んできます。

【屛風ヶ浦(びょうぶがうら)】
約10km続く波で削られた崖で、国指定名勝及び天然記念物です。英仏海峡のドーバーの白い壁に匹敵すると言われています。この崖は約300万年前、関東が海だった時にできた地層です。

名洗港の東-犬岩近くから屛風ヶ浦
名洗港の東-犬岩近くから屛風ヶ浦

ずっと右に目を移すと名洗港が広がっています。

この港に洋上風力発電設備の整備港として様々な建物が建つんですね。
名洗港は1953年に設立された『避難港』で港湾管理者は千葉県。開発は千葉県と銚子市が相談してすすめていくとのこと。洋上風力発電設備の運転管理・保守管理の拠点になる予定です。

名洗港全景(東側から)
名洗港全景(東側から)

名洗港の西側に回ってみました。

名洗港全景(西側から)
名洗港全景(西側から)

沖に目を移すと左に洋上風力発電設備が見えます。右隣は銚子マリーナで、ヨットが沢山泊まっていました。

名洗港西(銚子マリーナ側)から南方向
名洗港西(銚子マリーナ側)から南方向

*名洗港から海岸線を西に向かいます。