岡サヨナラホームラン-佐々木12奪三振-2024年⑤-5月後半のマリーンズ-MxF-L対戦メモ

マリーンズの5月16日までの成績 : 37試合消化して17勝18敗2引分。
首位と7.5ゲーム差の3位。*日ハムとのゲーム差は3.5で2チームが抜けている。

【ここまでのパ・リーグ順位】
1位ソフトバンク、2位日本ハム、3位ロッテ、4位楽天、5位オリックス、6位西武。

2024年5月17日~5月19日
ロッテ対日本ハム10-12回戦ZOZO:2勝0敗1分(1-1引分,6-4,4-3サヨナラ)

佐々木朗希登板、前回5失点の悔しさはらせるか。
ストレートは160k前後でせめた。フォークも素晴らしかった、変化しすぎる位の鋭さは完全試合を彷彿とさせた。フォークは今年一レベル。

F金村はストレート・変化球ともに悪くない。適度に荒れていて度胸良く投げてM打者を惑わせた。

4回ポランコがライト前ヒットで出塁すると山口のゴロで2塁に進む。安田が変化球をライト前タイムリーで1点先制した。

佐々木朗希は前回の反省から修正・盗塁にも動じない。
4回ノーアウトで松本が出ると2盗塁、3盗塁と決められた。後続は三振・凡退に取って3アウトチェンジと抑えきった。5回まで毎回の8奪三振と日ハムの対策の上をいった。

打撃陣はなんとしても追加点が欲しいところだが、6回変わった矢澤から中村がフォアボール選んで出塁するも山口が安田が凡退し追加点を取れない。

7回は郡司がショートへ内野安打で出塁、マルティネスが2ベース打ってノーアウト2-3塁の好機作り細川のレフト犠飛で1点返した。うまくあわされた。

朗希は8回3安打・今季最多12奪三振1失点で降板。
9回坂本が登板、2アウト1-2塁で田宮のレフト前ヒットを荻野がホームに好送球してマルティネスをさした。途中出場の荻野がチームを救った。
延長入ってもリリーフ陣・澤田・澤村・中村稔が無安打無失点と自分の仕事をこなした。

*ポランコ・安田がマルチ安打したが、中村とソトが無安打。
3番起用中村がチャンスに凡退し誤算だった。
今のマリーンズはすべてかみ合わないと勝てない。
すくなくとも佐々木朗希好投時はチームのリズム作る意味でも勝ちたいものです。
(途中交代の藤岡が心配)

2戦目はメルセデスが先発、防御率1点代前半で好投を続ける。
今回はなんとか勝ちつけたいがM打線の前にまたもF加藤貴之が立ちふさがる。
(18日登録抹消の山口にかわり、髙部が1軍に昇格した。うれしい!)

メルセデスが初回につかまった。
ストレートが決まらずカウント整えにいったところ、積極的な日ハム打者にはまった、野村・松本・郡司に連続ヒット打たれてノーアウト満塁の大ピンチに。次打者マルティネスにレフト犠飛で先制、万波田宮にタイムリー打たれて4点先制された。

マリーンズ反撃は2回は友杉・中村がヒットで1アウト1-3塁から田村が犠飛打って1点返す。
5回は荻野が2ベース、岡がタイムリーで1点返した。
いきなり4失点のマリーンズだったが、この日は黙ってなかった。

メルセデスは2回から5回まで粘った、5回8安打4失点と責任投球。
5回石川慎吾が“勝つしかない”とレフトスタンドに今季第1号ホームラン。

マリーンズ打線は加藤から9安打を放った。6回は加藤からロドリゲスに交代。
中村がレフト前ヒットで出ると2アウトから小川がセンター前に抜けるタイムリーで同点に追い付いた。続いて荻野もレフト前にタイムリー2ベースで逆転した。日ハムの投手交代のタイミングに攻撃できた。

マリーンズは6回は国吉、7回は坂本、8回は岩下がノーヒット無失点で抑えた。
8回は髙部がレフトに2ベースで出ると田村がフォアボール選ぶ。小川が送り1アウト2-3塁のチャンス、荻野がレフトにタイムリーで6点目取った。(田村は残念!ホームタッチアウト)

9回は鈴木昭がスライダーを制球、ゼロに抑えて何とか逃げ切った。
しかし16安打打って6点と残塁が多かった(-_-;)。

9番中村・8番友杉が起点を作った、上位の1番荻野・岡が良かった。
*荻野・岡が4安打の猛打賞。中村奨吾・友杉がマルチ。
小川が同点タイムリー、8回送りバントといい仕事。
髙部が復帰戦で即ヒットを記録、無理しないで上げていって欲しい。

***6-4で勝利して対日ハムの連敗7で止めた***

3戦目は小島対伊藤。小島は長いイニングもこなし幅もひろがる。今季初の“対日ハム初勝越し”めざす。
初回にいきなり岡がヒット、ポランコが2ベースで1アウト2-3塁のチャンスから、ソトがセンター前にタイムリーで2点先制。

小島は4回マルティネスにタイムリー打たれ1点かえされたが、5回まで61球と球数少なく省エネの好投、中盤チェンジアップも良くなった。
7回は野村にソロ打たれて2失点目。8回途中で1-2塁での澤村に交代。

澤村は満塁ピンチに押し出しフォアボール出して同点になったが、それ以上の失点は許さなかった。
9回は益田がゼロで抑える。

9回裏は先頭小川が倒れて延長やむ無しの雰囲気もなりかけたが、好調の「岡大海」は集中していた。
河野のインコースストレートに素晴らしい反応「レフトスタンドに飛び込むサヨナラホームラン」で試合を終わらせた。

打撃陣が追加点とれない中、岡が非凡なパンチ力でチームを救った。
*岡・ポランコがマルチ。ソト先制タイムリー。
益田が勝利投手。

劇的なサヨナラ勝ちで、ようやっと日ハムからカード勝越し。
通算でも『3勝8敗1引き分け』と少し借りを返した。
*この勝利でチームの貯金が1になった。

【小まとめ】

先発投手陣は日ハムの積極的なバッティングと盗塁などに苦しんだ。
それでも佐々木・小島ら大崩れしないのは成長のあかし。
リリーフ陣は澤村が防波堤になった、澤田・国吉・坂本・中村稔・岩下・鈴木が一息つける活躍をした。

今カードも日ハム打撃陣に積極性と粘りがあった。
また日ハムリリーフ陣が好調なので点取るのも簡単ではなかった。

打線は「岡大海」の活躍が頭一つ抜けてた。ヒットで出塁に盗塁、チャンスにタイムリー、決勝ホームランとン年々進化している。(走塁・守備は折り紙付き、たまのミスは攻めてるから)

おじさん達(荻野・角中・ソトら)の活躍に中堅・若手(友杉・小川)も奮起し始めた。
残塁多いのは問題だけど足でプレッシャーかけないのも寂しい。髙部も戻ってきたので、小川・和田など足使った攻めもしてほしい。相乗効果が欲しい。

日ハムにはやられてばかりだったので、岡のサヨナラホームランは嬉しかった。

2024年5月21日~5月22日
西武対ロッテ7-8回戦ベルーナ:2勝0敗(3-5,1-2)

マリーンズが今井を積極的に打っていく。
初回友杉・髙部が連続ヒット、ソトがセンタータイムリーで先制。ポランコがフォアボール選んで満塁から中村がレフト前に運ぶ2点タイムリーとたたみかけた。

なおも1アウト2-3塁のチャンスで佐藤がセンター前にポテンヒットで4点目、安田がライト線に入るタイムリー2ベースで5点目。ツキも味方した。
今井のボールが高く浮いた?コントロールできず甘くなったところをとらえた。

マリーンズの先発は西野、少し体が重たそうな感じだった。
変化球中心にストライク先行で打ち取ったが大量リードをバックに打たせてとる。

今井は2回から変化球がコーナーにコントロール出来て調子戻してきた。

次第に西野ペースに、粘りながら丁寧に投げた。
3回犠飛、5回はタイムリーで1失点で2点失うも6回9安打で試合崩さない。

7回は国吉が友崎のタイムリーで2点差となるが、8回は鈴木がコントロールよく投げゼロに、9回は益田がスライダーが鋭く変化した、高低使いゼロに抑えて勝利した。

マリーンズの初回打者一巡の猛攻は凄かった。各打者がつなぐバッティング。
なかでも佐藤安田小川に粘りあった。安田が3回センター前に引き付けてヒットはナイスバッティング。

序盤で優位に進めると投手陣もリレーで西武の反撃から逃げ切った。追加点取れてればなお良かった。
*佐藤・安田3安打。

2戦目は種市がストレートに球威があった。変化球も鋭く落ち空振りとれた。

隅田も無難な立ち上がり、それでも2回隅田から先頭ポランコが一塁線破る2ベースで出塁、中村ゴロで3塁へ進塁。好調佐藤がレフト犠飛打って1点先制できた。

序盤から中盤へ、種市が球数少なく西武バッターをせめた。
隅田も低めに変化球が決まりはじめ投手戦に。

6回は髙部がフォアボールで出ると2盗決めた。暴投で3塁に進むと、中村奨吾がライト前にタイムリー打って追加点がとれた。

種市は6回のピンチ作るも1失点のみ、連打は許さず。
結果テンポよく9回4安打8奪三振の完投、ストライク先行で投げきった。

【髙部が本領発揮】
3安打1四球盗塁ありの大活躍でチームを引っ張った。
頼りになる男が戻ってきた。
8回の右中間破るスリーベースもライナー性の打球と足があればこそ。髙部が相手にプレッシャーかけつづけた。

マリーンズが対西武戦開幕から8連勝を飾った。

*最後までお読みいただきありがとうございました。