右上のSEACHマークをクリックすると簡単に検索ができます。

坂本光士郎の10球-好リリーフ-2023-9千葉ロッテ対西武22-25

前カード終了してロッテは4位、ここから切り替えていきたいところ。
CS進出目指してZOZOマリンで西武と4連戦。

千葉ロッテ対西武22-25memo

坂本好リリーフ-石川慎吾サヨナラ-中森好投-2023年9月30日(土)ZOZOマリンスタジアム

1番ライト荻野、3番レフト角中、9番セカンド茶谷。
*中村奨がスタメンから外れた。セカンドは茶谷。
スタメン:1.荻野2.藤岡3.角中4.DHポランコ5.山口6.岡7.ブロッソ―8.佐藤9.茶谷

ロッテ対西武-22:5-4(10回サヨナラ):勝ち中森・負け水上

西野先発試合本来の調子ではなかった。
初回連続ヒットで無死1・2塁のピンチは中村剛也をセカンドゴロWプレーで脱したが。
2回は先頭マキノンをセンターヒットで出塁すると、外崎がレフト前ヒット。1アウト1・2塁から西川にライトへ先制のタイムリーを打たれた。
なおも2アウト2・3塁から岸がセンタータイムリー、岡のファンブルもあり計3失点。
西野は変化球のコントロールがまとまらなかった。

4回は鈴木のゴロを藤岡がファンブル、外崎がレフトに2ベース、西川にライト犠飛打たれて勝ち越された。
西野は8安打4失点するも6回を投げ切った。

7回は澤田が3三振の力投。
8回はペルドモが2ベース・内野安打でノーアウト1・2塁。古賀にフォアボール出して1アウト満塁のピンチも岸を内野ゴロWプレーで切り抜けた。
9回は益田が登板、先頭源田をヒット、佐藤に送りバント決められ1アウト2塁に、続く中村剛也にフォアボール出して暴投し進塁許す、渡部にデットボール出して満塁になってしまう。

鈴木に2球ボール出した場面で吉井監督が動く。
「益田の調子見て、途中から坂本に変える」というギャンブルに出た。

坂本は初球ストレート選択も僅かにインコースに外れる、「3ボール0ストライク」と追い込まれた坂本だったが冷静だった。
最終的には自信あるストレートでの勝負、速球がうなりをあげた。
鈴木を真ん中のストレートで追い込みストレートで三振を奪う。
次打者外崎にもストレートで追い込むと、最後は変化球でハーフスイングの三振に仕留めて見せた。
*坂本のアメージングな活躍にZOZOマリンが揺れた。

10回表は中森が3人をアウトにとって反撃につなげた。

打撃陣平良は初回ストレート・スライダーの制球に苦しんだ。
2四球で1アウト1・2塁はポランコをセカンドWプレーに打ち取り難を逃れた。

2回は山口がライト前にヒット、岡が自身のエラーを挽回するセンターへのタイムリー2ベースで1点返した。3回は藤岡がフォアボール選ぶ、「角中が甘くなったボールをライトスタンドに2ラン」打って同点に追いついた。

4回にLに同点に追いつかれたが、その裏に岡がセカンド内野安打で出塁すると、1アウト後佐藤がセンターヒットで1・2塁に、2アウトから荻野が同点タイムリーを打ち振り出しに戻した。
しかし5-6回はノーヒット。

L7回から小刻みな継投。7回は平井が無安打無失点に抑えた。
8回は田村、9回はクリスキーのストレートが勝った。

延長に入り10回は水上が登板。
茶谷が初球をレフト前ヒット打って出塁、代走和田がでて投手を揺さぶる。
荻野がバント決められず詰まったショートゴロ打って和田が2塁に進む。

ここでL投手が佐藤に交代。
藤岡がフォアボール選んで1アウト1・2塁に。ここで角中の代打で「石川慎吾」がバッターボックスへ。
ここで石川が前進守備のセンター右を抜けるタイムリー2ベースで試合を決めた。
和田がサヨナラのホームを踏んだ。 

*代打石川慎吾10回サヨナラヒット。角中3回2ラン。岡マルチ。

岡逆転タイムリー-和田先制ソロ-メルセデス粘投-2023年10月1日(日)ZOZOマリンスタジアム

2番ショート友杉、3番レフト石川、9番センター和田
*セカンドは茶谷。
スタメン:1.荻野2.友杉3.石川4.DHポランコ5.山口6.ブロッソ―7.佐藤8.茶谷9.和田

ロッテ対西武-23:3-2:勝ち中村稔弥 S澤田・負け隅田

メルセデス先発試合メルセデスはストレート・変化球を丁寧に投げるも甘めに入る。
毎回ランナーだす苦しい投球。

4回は2アウト満塁のピンチまねくも粘り強く投げ抑えた。
5回は岸にヒット源田にバント決められ1アウト2塁、岸が3盗成功させて佐藤がフォアボール選び1アウト1・3塁と攻められた。ここで渡部にレフトに犠飛打たれて1失点。
メルセデスは球数も増えた5回、4安打1失点(同点)で降板。

6回は横山が登板。1アウト後長谷川にヒット2盗決められ、古賀にライトタイムリー打たれて勝ち越しを許した。

7回は中村稔弥が無失点に抑えた。
8回は西村が3三振とる。
最後9回は澤田が登板して無失点投球で勝ち切った。
*リリーフ陣が繋ぎ、1点リードを守ってロッテが久々連勝した。
*中村稔弥が2勝目。

打撃陣隅田はストレートに伸びがあり変化球を低めに決めて打ち取る。
3回は和田が初球をライトスタンドに飛び込む3号ソロで先制した。

その後は5回までランナー出すも三塁踏めない。1点ビハインドのまま中盤に入る。

チャンスは7回2アウトからだった。茶谷がセンターヒットで出塁すると和田が泳ぎながらもライト前にヒットで繋いだ。2アウト1・3塁のチャンスつくる。
さらに荻野がフォアボール選んで満塁になる。ここで岡がレフトにタイムリー2ベース打って逆転に成功した。岡が勝負強かった。この1点をロッテ継投で守り切った。
*L隅田は8回を8安打3失点で投げ切った。

*岡7回逆転タイムリー。和田3打数3安打の活躍。茶谷マルチでチャンスメイク。

[adcdoe]

小島好投-石川逆転2ラン-ポランコ26号ソロ-2023年10月2日(月)ZOZOマリンスタジアム

1番ライト荻野、3番レフト石川
松川が8番に久々スタメン入り。
スタメン:1.荻野2.藤岡3.石川4.DHポランコ5.山口6.岡7.中村奨8.松川9.ブロッソ―

ロッテ対西武-24:7-3:勝ち小島・負けエンス

小島先発試合:初回佐藤龍にうまく打たれた・レフトにソロHRで1失点。
序盤はストレートが今一つ、スライダー・カット変化球を工夫しての投球。

4回は外崎がライトへ2塁打を打って。山村がフォアボール選び外崎が3盗塁決める。
次の西川がセカンドゴロ打つ、中村奨が落としたミスもあり1点とられた。

小島は中盤ストライク先行、スライダー・チェンジアップのコントロールが安定。
7回113球5安打2失点とゲームを作り終盤につなげた。

8回はペルドモがスライダーストレートを低めに集め無失点に抑えた。
9回は鈴木昭が登板して山村に甘いボールをソロHR1点打たれるも、後続を抑えロッテが勝利した。

打撃陣1回エンスから藤岡が左中間にヒットで出塁、3番石川が変化球を振り抜いた「センタースタンドに飛び込む2ラン」で逆転。
3回は岡がデットボールで出塁、2盗塁も決めた。
1アウト3塁から松川が初球をスクイズ決めて1点追加。松川が高いボールによく反応できた。

4回はポランコがライトスタンドに弾丸ライナーで飛び込む26号ソロHRで追加点挙げた。

8回は1アウト後藤岡がフォアボール選び、石川がライト前ヒットで1・2塁のチャンスつくると。
ポランコが大曲から「センターオーバータイムリー2ベース」打って2点追加した。
さらに山口がレフトにヒットで1・3塁とつなぐ。岡がセンターへタイムリーヒット打った。
ロッテ怒涛の4連打。

*石川マルチ(1回逆転2ラン)。
ポランコ3安打猛打賞、3回に26号ソロ(パリーグ単独トップ)。

唐川が調子乗れず-L松本が好投-岡ソロの1点のみ-2023年10月3日(火)ZOZOマリンスタジアム

1番ライト岡、3番レフト角中、6番サード安田
*安田が復帰。
スタメン:1.岡2.藤岡3.角中4.DHポランコ5.山口6.安田7.中村奨8.松川9.和田

ロッテ対西武-25:1-4:勝ち松本 S豆田・負け唐川

唐川先発試合今季初先発の唐川は、ストレート・変化球が甘くなる場面有り。
初回は変化球でかわすも2回は渡部にレフト前ヒット、山村にライト前ヒットでつながれて1・3塁から鈴木にサードゴロで1点、古賀にセンター前ヒットで2点目をとられた。

4回から唐川にかわって森が登板、ストレート・スライダー・フォークを丁寧に投げ4-5回を無失点投球。6回もマウンドに、代打平沼に四球だして、山村にライトスタンドに飛び込む2ランを打たれ2失点。たまに抜けるようなボールもあったが7回まで投げ切った。

8回は東妻、9回は鈴木昭が登板して無失点に抑えた。

打撃陣L松本のストレートに力あり。
ロッテは初回藤岡がセンターヒットで出塁もランナー進められず。
松本は徐々にストライク先行でフォークも低めに制球できた。

4回2アウトから安田がフォアボール選び中村奨がセンター前ヒットで1・2塁のチャンス、打席松川の時に松本が1塁牽制球を悪送球。2塁走者安田が3塁廻りホーム狙うもタッチアウト。
ロッテは相手のミスを生かせなかった。

5回は1アウト後和田がセンターオーバーエンタイトル2ベースで出塁し、藤岡がフォアボール選び1・2塁とするも3番4番主軸が凡退した。

7回は岡が松本からレフトにソロホームラン打って1点返した。

8回は平井から得点奪えず。
9回は豆田からフォアボール・デットボールとランナー2人出すも後続が打てなかった。

*岡7回ソロHR。藤岡マルチ。

【まとめ】

初戦は序盤に西野・平良両先発投手が失点してリリーフ陣の投げ合いに。
5回以降ロッテはランナーを出せなかったが、西武はMリリーフ陣からチャンスを作るも得点できない。9回表の1アウト満塁の大ピンチをリリーフ「坂本光士郎」が無失点に抑えたことで、試合がロッテに動いた。
9回裏L水上から茶谷がでて、代走和田がプレッシャーかける。
代打石川がうまく右中間にサヨナラヒット打って接戦に勝利した。

2戦目はメルセデスがランナー出しながらも失点は1点のみ。
M打線は隅田から連打できない。5回まで1点に抑えられていた。

前のゲームと同じような展開だったが。
隅田から7回岡が逆転タイムリー放つ。
リード後はロッテリリーフ陣が抑えて連勝した。
発熱離脱の益田の代わりに、9回は澤田が無失点投球で逃げ切った。

3戦目は、初回表にリードされたその裏に「石川の2ラン」で逆転できたのが良かった。
小島が粘りの投球でリズムつくると、攻撃陣が中盤と終盤に追加点を取って西武の勢いを削いだ。
左キラー起用の石川が2ラン、ポランコ好調維持でソロにタイムリーと追加点あげる活躍。
久々に登場の松川がスクイズ決め度胸の良さをみせる。
岡もタイムリーと打線に繋がりがあった。
監督の采配が当たり完勝。

4戦目は2軍で先発結果を出している「唐川が先発」。
西武をかわしたかったが、ストレート・変化球の制球が甘かった。
打線も松本の前に岡の1発のみ。リードを広げた西武が最終戦を勝利で飾った。

『終盤ならでは、負けられない勝負があった』

初戦の吉井監督の「益田から坂本への交代」がしびれた。
坂本がピンチを無失点で抑え切った。
この吉井采配(大博打)には、監督の覚悟がみえた。
ZOZOマリンのファンの応援が後押し、球場の雰囲気を変えた。

ロッテ選手が奮起、サヨナラ勝利につなげた。

*初戦・2戦目とロッテリリーフ陣が活躍した。
中盤を担当できるピッチングスタッフに厚みがでてきた。
各投手の戦力が上がることでチーム力もアップ。
誰かが離脱してもバタつくことはない。

打者は石川慎吾のサヨナラ打、逆転2ランと勝負強さに救われた。
2戦目には和田康士朗が活躍、先制の2号ソロ、7回はヒットで逆転のお膳立てをした。
角中・ポランコ・岡の長打力が流れを変えた。3連勝の原動力になった。

結果

2023年9月30日~10月3日
ロッテ対西武22-25回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ3勝1敗

2023年10月3日まで:千葉ロッテ67勝67敗5分:パリーグ3位
(2位ソフトバンクとのゲーム差は1.5。4位楽天とのゲーム差は0.5)
「3位のCS争い」は最後までもつれそうです。

*最後までお読みいただきありがとうございました。