ロッテの5月は新戦力が成長、主軸も復調し絶好調でした。
5月対戦カード三巡目
【対西武:3勝】
・2023年5月9日(火)ベルーナドーム
1番サード池田スタメン、2番角中、6番ショート茶谷、8番ライト和田、9番藤原。
スタメン:1.池田2.角中3.中村4.井上5.DHポランコ6.茶谷7.佐藤8.和田9.藤原
西武対ロッテ-6:2-6:勝ち種市・負け今井
*中村奨吾4安打内1HR4打点。池田3安打内1HR1打点大活躍。茶谷マルチ。
・2023年5月10日(水)ベルーナドーム
1番サード池田、2番藤岡、6番ショート茶谷、8番ライト岡、9番藤原。
スタメン:1.池田2.藤岡3.中村4.井上5.DHポランコ6.茶谷7.岡8.田村9.藤原
西武対ロッテ-7:2-3:勝ち小島S益田・負けエンス
*ポランコ2点タイムリー。岡マルチ。
・2023年5月11日(木)ベルーナドーム
1番セカンド池田、2番藤岡、4番レフトポランコ、5.ファースト茶谷、6番サード安田、7番レフト岡。
守備位置も大きくかえた。
スタメン:1.池田2.藤岡3.DH中村4.ポランコ5.茶谷6.安田7.岡8.田村9.藤原
西武対ロッテ-8:0-3:勝ち西野S益田・負け平良
*藤岡が2度のタイムリー、池田マルチ。茶谷3安打。
【対日本ハム:1勝1敗】
・2023年5月13日(土)エスコンフィールド
1番サード池田、3番に藤原、4番に中村、5.ファースト茶谷、6番にDH安田、9番和田。
スタメン:1.池田2.藤岡3.藤原4.中村奨5.茶谷6.DH安田7.平沢8.江村9.和田
日本ハム対ロッテ-7:5-0:勝ち加藤貴之・負け森
ロッテ散発4安打2塁を踏めなかった。
・2023年5月14日(日)エスコンフィールド
1番ショート友杉に、2番藤原、4番DH井上、5.茶谷が昇格、7番レフト岡。
スタメン:1.友杉2.藤原3.中村4.DH井上5.茶谷6.安田7.岡8.田村9.和田
日本ハム対ロッテ-8:2-5:勝ちメルセデスS益田・負けメネズ
藤原・安田・和田マルチ。
田村2打点。和田2盗塁・友杉井上茶谷1盗塁。(井上は5年ぶりの盗塁成功。)
【対オリックス:2勝1分け】
・2023年5月16日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ショート友杉に、2番藤原、4番DH井上、5.ファースト茶谷、7番レフト岡。
スタメン:1.友杉2.藤原3.中村4.DH井上5.茶谷6.安田7.岡8.佐藤9.和田
ロッテ対オリックス-6:1-1(12回引分):勝ち―・負け―
*藤原マルチ。友杉3安打。
**藤原が右太もも裏けがで離脱**
・2023年5月17日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番平沢、2番藤岡、4番茶谷が昇格、5番安田、6番岡、7番DH大下。4番に茶谷。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.中村4.茶谷5.安田6.岡7.DH大下8.田村9.和田
ロッテ対オリックス-7:7-3:勝ち小島・負け田嶋
*4番茶谷が2度のタイムリー。中村・安田マルチ2打点、藤岡3安打。大下が移籍後初ヒット。
・2023年5月18日(木)ZOZOマリンスタジアム
1番から4番変わらず。6.DHポランコ、7番レフト角中、9番センター岡。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.中村4.茶谷5.安田6.DHポランコ7.角中8.田村9.岡
ロッテ対オリックス-8:5-1:勝ち岩下 S益田・負け山﨑福
*中村・田村・岡マルチ。
【対楽天戦(1試合中止):2勝】
・2023年5月19日(金)楽天モバイル
雨天中止
楽天対ロッテ:勝ち―・負け―
・2023年5月20日(土)楽天モバイル
1番サード池田、2番友杉、4番DHポランコ、6.岡、7番レフト角中。
スタメン:1.池田2.友杉3.中村4.DHポランコ5.安田6.岡7角中.8.田村9.平沢
楽天対ロッテ6:1-6:勝ち西野・負け則本
*池田4安打1打点、角中マルチ2点タイムリー、友杉貴重な追加点。
・2023年5月21日(日)楽天モバイル
1番ファースト池田、4番DHポランコ、6.レフト角中、7番センター岡、9番ライト平沢。
スタメン:1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.安田6.角中7.岡8.佐藤9.平沢
楽天対ロッテ7:4-6:勝ち廣畑Sペルドモ・負け瀧中
*中村3安打。岡3安打。佐藤マルチ(1HR)。ポランコ先制タイムリー。
【対西武 (1試合中止) :1勝】
・2023年5月23日(火)ZOZOマリンスタジアム
雨天中止
ロッテ対西武:勝ち―・負け―
・2023年5月24日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田、3番藤岡、5.岡、7番ライトに山本が初スタメン。
スタメン:1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.安田6.岡7.山本8.田村9.和田
ロッテ対西武-7:11-1:勝ち小島Sメルセデス・負け今井
*安田2HR6打点の猛打賞。ポランコマルチ(1HR)。
岡マルチ。田村ソロ(3年振り)、池田2号ソロ。
【対ソフトバンク:1勝1敗】
・2023年5月27日(土)PayPayドーム
1番セカンド池田、2番に友杉、3番DH中村、4番レフトポランコ、9番岡。
スタメン:1.池田2.友杉3.DH中村4.ポランコ5.安田6.茶谷7.山本8.佐藤9.岡
ソフトバンク対ロッテ-7:6-5:勝ち板東・負け東妻
*池田マルチ、安田マルチ。佐藤3号ソロ。
・2023年5月28日(日)PayPayドーム
**佐々木朗希復帰・山口復帰**
1番ファースト池田、2番に藤岡、6番山口がレフトで復帰、7番岡。
スタメン:1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.安田6.山口7.山本8.佐藤9.岡
ソフトバンク対ロッテ-10:5-9:勝ち佐々木朗希・負け藤井
*中村奨3安打3打点(2ラン)。ポランコマルチ5打点(3ラン)。池田マルチ。
*佐々木朗希復帰即勝利、山口復帰して即ヒット。
三巡目(GW後から交流戦前)まとめ
対西武は種市・小島・西野が好投、池田・中村が活躍・3連勝から始まる。
途中藤原の離脱もあり目まぐるしく変動。
ただ池田が躍動、友杉・藤岡・茶谷・岡が活躍しました
主軸選手の中村・安田・岡が復調、ポランコも復調し、得点力も回復。
離脱が相次いだ外野は岡・角中・和田・平沢がカバー。
先発投手・リリーフ陣はとても安定。粘りもあり接戦を勝利し首位をキープできました。
三巡目で注目したのは「9番1番2番」
9番から1番2番のつながりは下位から上位に得点力を広げる。
三巡目打順からその変化を追いかけてみました。
2023-5対戦カード 三巡目13試合 | ロッテ打線9番1番2番の変遷 | 対戦成績 |
2023-5.9~5.28 | ①戦目~②戦目~③戦目 | 勝敗引分 |
対西武 | ①9.藤原1.池田2.角中~② 9.藤原1.池田2.藤岡~③9.藤原1.池田2.藤岡 | 3勝 |
対日本ハム2連戦 | ①9.和田1.池田2.藤岡(3.藤原)~②9.和田1.友杉2.藤原 | 1勝1敗 |
対オリックス | ①9.和田1.友杉2.藤原~(藤原が怪我離脱) ②9.和田1.平沢2.藤岡 ~③ 9.岡1.平沢2.藤岡 | 2勝1分 |
対楽天 | ①9.平沢1.池田2.友杉~② 9.平沢1.池田2.友杉 | 2勝 |
対西武 | ①9.和田1.池田2.藤岡 | 1勝 |
対ソフトバンク2連戦 | ①9.岡1.池田2.友杉~②9.平沢1.池田2.藤岡 | 1勝1敗 |
上記成績まとめ | 10勝2敗1引分 |
「9番1番2番」特に目立った選手。
①1番池田の積極的なバッティングがチームに勢い。
初球から思い切りよく振る。強い体から放たれた打球はチームを鼓舞。
ロッテに少ない「威圧感あるフォーム」で相手にプレッシャーかける。
カウントに応じて変化する打撃も魅力。
②2番の友杉の起用さ。
1番藤原とのコンビだけでなく1番池田でも変わらぬ打撃。
自分が1番先発で出ると積極的なバッティングで切り込みも出来る。
出場が日替わりで打順も変わる中、一流投手への適応力を発揮。
ライトに流すなど打撃に器用さもあった。
③「岡」「藤岡」ベテラン選手の頑張り。
故障者がいて選手層がうすくなっている外野陣。
その中で「岡」が好守備で外野陣の屋台骨を支えた。
状況に応じてのヒット(軽打)も目立つ。粘ってフォアボールも選んだ。
出塁すると2盗決めるなど相手の嫌がる走塁。目立たないがチームに大きく貢献した。
また「藤岡」の打席での粘りが際立つ。ファール打ってヒット・フォアボール選びチャンス拡大。
2番打者としてタイムリーも放つ。
巧打で相手投手のリズムを狂わす。
*藤岡と岡は「日替わりスタメン」「日替わりの打順・守備変更」でも結果を出した。
若手にとっても刺激になる。
④「平沢」「和田」外野の好守備・つなぎのバッティング。
代打・代走でもチームを支える。
藤原欠場後の外野スタメン枠は、基本守備機会もある和田・平沢に割り振られた?。
ヒットがベストだが、粘ってフォアボール選んだり、バントやチームバッティングと役割は大きい。
ある程度は数字も残さなければいけないが、チームの欠けている部分を担った
【上記要因もあり】
千葉ロッテ打線につながりがうまれた。
投手力が良いチームなので、相手投手の焦りや乱れを呼ぶことにも成功。
ランナーを数多く出せたので中村奨吾・ポランコ・安田・茶谷も活躍できた。
結果三巡目も首位がキープ出来た。
【現状のベストな9番1番2番を推測】
・現在の戦力での一つの形「9.藤原1.池田2.藤岡(友杉)」が見えてきた。
9番は「藤原」がはまってるように思う、コンディション維持も考えて。
1番はロッテの顔、荻野・髙部が座ってきた大事なところ。
「池田」は積極性・パンチ力に加えてファールで粘れるしフォアボールも選べる。
2番は経験値の高い「藤岡」器用なバッティング(ヒット・フォアボール・バント)ができる。
「友杉」も非凡な適応力を魅せる。
*池田・友杉の成長が感じられた三巡目だった。
**打順「9番-1番-2番」は一番の激戦区。
他の打順も巻き込んでに再考になる?**
髙部が復活したらどこに入るのか。
山口とて絶対的な実績を残しているわけではない。
実績のある選手が復帰したとしても、調子のいい打線の流れに割り込むことは簡単ではない。
今年のロッテは毎試合練られた打線、選手も毎試合が勝負で大変ですが。
「今日をチャンスに変える」今年のスローガンが形になってきました。
期待は高まるばかりです。
結果
2023年5月9日~5月28日
三巡目のロッテ:10勝2敗1分
2023年5月28日まで:千葉ロッテ25勝15敗2分:パリーグ首位
パリーグ首位にて千葉ロッテマリーンズは交流戦に突入。
いい流れを維持して戦ってほしいです。
*最後までお読みいただきありがとうございました。