2023年セパ交流戦開幕。
千葉ロッテは2005年以来18年ぶりの二桁貯金での交流戦入り。
昨年と違うロッテがセリーグを驚かせる。
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・2023年5月30日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田、2番友杉、6番レフト山口。
スタメン:1.池田2.友杉3.中村4.DHポランコ5.安田6.山口7.平沢8.田村9.和田
ロッテ対巨人-1:2-1:勝ち西野S益田・負け平内
西野先発試合:西野ストレート・変化球ともにコントロール良かった。
スライダーが鋭く変化して空振りを稼ぐ。チェンジアップ緩急も使えていた。
3回2アウトランナー2・3塁のピンチも坂本をフライに打ち取る。
7回岡本を2塁打で出塁させると山城にライト前ヒットで1点返された。
西野は7回5安打1失点にまとめる好投。
8回は澤村が登板、古巣相手にストレートを投げ込み変化球を低めに決め無失点。
最後は益田が力のあるストレートを投げ込んだ。
変化球も低めに決まって三者三振に切って取った。
*西野ハーラートップの6勝目。(交流戦勝利は2013年以来)
打撃陣:初回平内から池田・中村連続ヒットで出塁、ポランコがフォアボール選んで1アウト満塁になるも安田がWプレーチェンジに。
2回は田村がライトスタンドにライナーで飛び込むソロホームランで先制。
4回には山口が復帰後初ホームランをセンターバックスクリーン横に豪快に打ちこんだ。
完ぺきな当たりで1点追加した。
*池田・中村マルチ。山口2号ソロホームラン。田村2号ソロ。
*池田が右手にデットボール受けて指先負傷。
・2023年5月31日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番センター岡、2番藤岡、7番ファースト佐藤、9番ライト小川。山口が5番に。
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.佐藤8.田村9.小川
ロッテ対巨人-2:4-7:勝ち戸郷S大勢・負け澤村
メルセデス先発試合:初回は無難に抑えるも、2回岡本にスライダーをレフトスタンドにソロホームラン打たれて同点に追いつかれた。
4回は岡本に四球与えると中田にヒット、ブリンソンに四球与えて満塁に、ここで門脇にライト線破る2点タイムリー打たれ勝ち越された。
5回に坂本に左中間ソロホームラン。
メルセデスは「5回5安打4失点」、丁寧に投げるも一発撃たれた。
6回は東妻・7回はペルドモが無失点に抑える。
8回は澤村が登板もフォークの落ち方があまり良くなかった。
秋広にセンター前ヒット打たれると岡本が2ラン、中田にレフトソロ打たれて3点リードされた。
攻撃陣:初回先頭岡がカウント球をレフトにソロでロッテ先制。
G先発戸郷はストライクゾーンを一杯使う。
高めストレート・変化球を低めに丁寧に投げ分けた。
それでも6回ポランコが多少高く入った変化球をライト中段にソロホームランで1点返す。
山口がレフト線に2ベースで出塁すると、安田が低めストレートをバックスクリーンに2ランで同点に持ち込んだ。
しかし7-8回は戸郷が立て直し無失点。
9回は大勢の前にゼロで敗戦した。
*岡先制2号ソロ。ポランコ6号ソロ。安田5号2ラン。
・2023年6月1日(木)ZOZOマリンスタジアム
1番センター岡、2番藤岡、7番ライト角中、8番ファースト佐藤、9番捕手で植田が初スタメン。
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.角中8.佐藤9.植田
ロッテ対巨人-3:2-3:勝ち山﨑S大勢・負けカスティーヨ
カスティーヨ先発試合:初回先頭丸がセンター前ヒット、秋広がセンター前ヒットで1アウト1・2塁のチャンスに、
岡本が右中間にタイムリー2ベースで2点先制された。
3回またも岡本に甘いボールをレフトホームラン打たれた。
4-5回は岩下が制球は今一つだったが配球も工夫して無失点に抑える。
6回は坂本が左打者を抑える、7回途中からは東妻が登板、変化球を決めて好投。
8-9回は西村がコントロールよく低めになげきり無失点に抑えた。
打線陣:山﨑はストレートに力があった。カットボールが効果的も、詰めのボールが今一つ決まらない。
3回は岡・藤岡がフォアボール選び1アウト1・2塁に、中村もフォアボール選び満塁に。
次打者ポランコがライト犠飛で1点返した。
次第に山﨑は要所で良いボールが決まるようになった。
ロッテの再三の拙攻もあり、ストレートと変化球のコンビネーションも良くなってきた。
9回大勢に交代、先頭茶谷がライトライナー打つ、これを梶谷が後逸して3塁打に。
岡の打席で大勢が暴投で1点差になるもそこまで。
同点には追いつけなかった。
*岡・安田マルチ。
まとめ
【初戦】好調西野が危なげない投球で最少失点におさえると、澤村・益田が完璧リレー。
巨人はブルペンデ―を継投で勝利をねらうも、田村が流してのソロ、山口が豪快にソロ2本で決めた。
山口が復帰後初ホームラン打ち復活をアピール。
【2戦目は】好調池田をケガで欠くも1番岡のソロでスタートと出足は良かった。
中盤ポランコ・安田連弾で同点に追いついたので終盤に勝越しを期待するも、戸郷の投球が粘り強かった。
多彩な投球でロッテ打線反撃を粘り強く抑えた。
8回澤村のフォークが落ちないで被弾が誤算、ホームランでの得点にやられた。
【3戦目は】マリンは風が吹いていた。
2軍で好投しているカスティーヨがプロ初先発した。ただボールに力が今一つ力がない。
甘く入ったところを岡本にヒット・HRと打たれた。
打線は山﨑投手のつかみどころない投球に苦戦。
エラーなどでランナー出しても攻めきれない、何か消化不良の試合だった。
巨人は主砲が甘いボールを逃さず仕留めた。
カード通してみると、巨人にマリン風が読めないがゆえの「守備のミス」もあり。
ロッテに流れが傾いても良かったのだが、打線がつかみきれなかった。
ロッテは初戦池田デットボールで指負傷で離脱、流れからいうと痛かった。
*これから連戦が続く交流戦。移動もあり投手陣のローテーションも組み直して変更。
西日本に台風も近づいていて風雲急を告げる。
悪い方向にながされないよう、応援していきたいですね。
*今カードの2戦目に、昨年から続くジンクス「水曜日に負けない連勝記録」が途切れた。
残念!!
そして蛇足かもしれませんが、里崎氏のテレビ解説試合の開幕10連勝が達成できなかった(-_-;)。
これは残念かというと‥微妙。
結果
2023年5月30日~6月1日
ロッテ対巨人1-3回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝2敗
2023年6月1日まで:千葉ロッテ26勝17敗2分:パリーグ首位
*最後までお読みいただきありがとうございました。