ロッテ単独首位で京セラドーム大阪へ、3位オリックスとの対戦。
*浦和2軍戦では髙部の調整が順調、新外国人ブランドンも快音を響かせている。
memo
・2023年4月28日(金)京セラドーム大阪
2番藤岡、3番レフト角中、6番に中村奨吾が入った。7DHポランコ。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.角中4.山口5.安田6.中村7.DHポランコ8.佐藤9.藤原
オリックス対ロッテ-3:3-4:勝ち澤村S益田・負け近藤
佐々木朗希先発試合:初回宗に右中間に2ベース、森のタイムリー2塁打で先制、立ち上がりフォークが甘く入った。2回も連続ヒットでノーアウト1・2塁のピンチもフォークで三振、茶野を三振、当たっている紅林を三振と後続を打ち取る圧巻の投球。
佐々木朗希このままいくかと思ったが、4回裏杉本ヒット頓宮がデットボールで1アウト1・2塁からゴンザレス内野安打で満塁のピンチに。
茶野にピッチャー強襲ヒット、紅林に犠飛で2点追加された。
その後はストレート・フォークを修正し、7回106球8安打3失点の力投。
8回はペルドモが無失点、9回は澤村がストレートに球威あり無失点。
9回は益田が主軸相手にストレート変化球が冴えてゼロに抑えた。
*ロッテが序盤の劣勢を中盤追いつき最後逆転勝ちした。
攻撃陣:山﨑福はストレート変化球をテンポよく投げた。
4回朗希が2失点した後、5回表中村がヒットで出塁ポランコが四球選び佐藤に送る。
1アウト2・3塁で藤原がうまくライトに2点タイムリーで追撃開始、続く藤岡がレフトに詰まりながらもタイムリーで同点に追いついた。
ロッテ打線が繋がって山﨑は降板。両リリーフ陣が踏ん張って延長に入った。
10回表藤原が粘ってフォアボール選び、藤岡もフォアボール選び1・2塁となった。
次打者平沢が送りバント成功で1アウト2・3塁に、なおも岡がカットをセンター前ヒットで満塁に、ここで山口がライト犠飛で勝ち越した。
10回先頭藤原のファールでの粘りが後続バッターにつながり、山口がしっかり打点で応えた。
*藤原2点タイムリー。藤岡同点タイムリー。中村・安田マルチ。
・2023年4月29日(土)京セラドーム大阪
**山口が怪我のため離脱**
2番藤岡3番井上、安田が4番にあがる、7ファースト茶谷、大幅にスタメン変更。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.DH井上4.安田5.角中6.中村7.茶谷8.田村9.藤原
オリックス対ロッテ-4:3-2:勝ち山本由伸S平野佳・負けメルセデス
メルセデス先発試合:ストレートに球威あり、変化球もまじえる立ち上がり。
3回2アウトから茶野にレフト前ヒット、大田に同点タイムリー打たれ、宗センター前ヒットで2点目。
6回中川・杉本連続ヒットでノーアウト1・3塁でシュウィンデルがレフト犠飛で3点目とられた。
6回途中から西村。7回は小野がナイスピッチング。8回岩下が抑えた。
打撃陣:初回山本由伸から平沢が粘ってフォアボール選び、井上が先制2ベースで先制点奪う。
その後山本に対して6回98球3四球と粘るも攻略まではいかない。
7回本田に交代。中村奨吾がレフト2塁打、茶谷が叩きつけてショート内野安打で1・3塁に、2アウト後藤原がセンタータイムリーで1点差に詰め寄るも、8回阿部・9回平野から得点が出来なかった。
*茶谷・藤原マルチ。
・2023年4月30日(日)京セラドーム大阪
2番友杉、3番DH角中、4番に井上、7番にポランコ。
スタメン:1.平沢2.友杉3.DH角中4.ファースト井上5.安田6.中村7.(レフト)ポランコ8.佐藤9.藤原
オリックス対ロッテ-5:4-3:勝ち小木田・負け小野
種市先発試合:初回茶野にライト前ヒット宗のゴロで2進すると中川がセンタータイムリーで失点。
種市フォークの制球に苦しむも中盤に修正、ストレートも決まりバランスも良くなる。
6回茶野のセンターフライを藤原が落球、宗ヒットでノーアウト1・3塁。中川が勝越しタイムリー、頓宮もタイムリーで2点失った。
7回は西村、8回ペルドモ、9回澤村がおさえ延長に入った。
10回益田も無失点と踏ん張った。
11回は小野に託したが、2アウト後紅林に2ベース打たれ宜保にデットボール、若月に高めのボールをライトオーバーのタイムリー2塁打を打たれサヨナラ負けした。
ロッテ投手陣はB中川に4安打2打点と打たれた。
*藤原5回大飛球をフェンス際キャッチの好プレーは素晴らしかったが、6回センターフライ捕球ミスは痛かった。
攻撃陣:3回山岡から佐藤がライト2ベース、平沢デットボールで1アウト1・3塁に。
友杉がライトへ犠飛で同点に追いついた。友杉が高めをうまく打った。
山岡は6回3安打8奪三振、ストレート・縦スライダー良かった。
7回安田が2ベース中村がデットボールで1・2塁からポランコがセンタータイムリーで1点差。
8回は平沢レフトにヒット、友杉のバントを投手が送球エラー、角中が送り2・3塁から井上がセンター犠飛で同点に追いついた。
終盤オリックスのリリーフ陣(吉田・山﨑・小木田)がしぶとい。ロッテもチャンスあったが一点が遠かった。
*友杉・井上犠飛。ポランコタイムリー。
【まとめ】
初戦佐々木朗希は初回に森のタイムリーで無失点記録は途切れたが、4回に2失点も精度をあげて7回を投げ切ったのは「エースの風格」だった。
最後までベンチで応援するなどチームにもたらす“態度”も流石。
藤原のタイムリーはチームを勇気付けた。打席での粘りをみせた。
平沢・安田の粘りも目に付く。他の若手選手に与える影響も少なくない。
3戦目は種市が5回まで踏ん張るも中盤突き放されて、オリックスのリリーフ陣がロッテ打線の前に立ちはだかった。山口の欠場による打撃陣の戦力ダウン。延長に入っての代打の枚数不足も効いたように感じた。
オリックスは吉田正尚がいなくなっても、(昨年の同時期~29日までと比較すると)チーム得点は23点アップしているという。
ただこの3戦はすべて接戦になった。
ロッテの投手力と打撃力が昨年よりも粘り強くなっている証拠だと思う。
結果
2023年4月28日~4月30日
オリックス対ロッテ3-5回戦 京セラドーム大阪
ロッテ1勝2敗
2023年4月30日まで:千葉ロッテ14勝10敗:オリックスと並んでパリーグ首位
*最後までお読みいただきありがとうございました。