対日本ハム戦は、「佐々木朗希が連続完全試合達成か?」とどよめきたつなど大いに盛り上がって観客動員も素晴らしかった。しかし打線は元気なく、敗戦すらも朗希の影に隠れてしまった。
打線も話題になるように奮起したい。
西武は連敗中だが、前同カード3連勝のロッテなので取り戻すべく気合を入れてくるはず。
マリーンズは打線を組み替えて連敗街道から抜け出したい。
*菅野と福田秀平が1軍に上がった。
初戦菅野は5番ファースト、福田秀平は(指名打者)2番で先発。
福田光も7番サードで先発入り。
2022年4月19日(火)
西武対ロッテ 4回戦 ベルーナドーム
4 対 0 で西武の勝ち
勝ち: スミス S 負け:小島
小島の立ち上がり制球がきまらない。ボール先行で厳しい投球。
全体的に高かった。外角のボールも決めきれない。
2回西武攻撃、ランナー2人おいて愛斗に真ん中低めチェンジアップを打たれ3点取られた。
「アイト~一発!」らしくうまく芯に当てた。
しかし感心していてはいけなかった。
M打線は先発に菅野・福田秀平の昇格選手を連ねて、打線の活性化を狙ったのだ。
しかし新加入のLスミスの力のあるストレートを投げていた。鋭く落ちるナックルカーブも良かった。
打てなくても仕方なかった。
小島も6回まで粘り強く投げた。
7回から小沼が登板もヒットでランナー2人出して暴投で3塁を許すと、
呉に犠飛うたれて4点目を献上し、西武にダメを押された。
Mは2番手から菅野がヒットを打ってノーヒットを免れるのがやっと。
前日ハム戦に続き打てない。しかも「来日初登板の外国人投手に7回まで完全試合」という記録もついた。
そんな話題も提供しつつ4連敗を喫した。
【試合を決めた3つのポイント】
①小島6回5安打3失点。序盤の一発がもったいなかった。
②菅野が昇格即ヒットを打って、チームのノーヒットを回避した。
③Lスミスのストレートに力あり。ナックルカーブも鋭く変化した。
Mは7回までノーヒットに抑えられてしまった。
2022年4月20日(水)
西武対ロッテ 5回戦 ベルーナドーム
3 対 0 で西武の勝ち
勝ち: 水上 S 増田 負け:美馬
美馬の立ち上がり良かった。変化球も低めに変化。
ピンチに繰り出すフォークの精度は抜群だった。6回まで無失点に抑える。
そして打線が得点を取って逃切りと目論んだが、昨日の続きだった。
L松本相手、うまく投げていたがMに策もなく中盤までノーヒット。
7回は菅野が初ヒットで出塁すると、福田光がフォアボール選らんで1・2塁になる。
ここでL松本が暴投で2・3塁とチャンスが拡大する。
しかし佐藤都がライナーに打ち取られた。
代わった水上に山口航輝も打ち取られた。
ライオンズは美馬を攻める。
7回山川のヒットを外崎が送り呉がセンターへ先制タイムリー2ベースで先制した。
呉に集中力があった。
8回Mは平良に三者三振に切って取られる。
裏には1・2塁からL鈴木将にセンターにタイムリー打たれて2点目を取られると、
髙部の後逸で3点目をプレゼントし、ここで勝負があった。
*8回登場ライオンズ代打の鈴木将平がタイムリーヒットを打った。
彼にはなんとかしようとする気迫(集中力)が見えた。
同じようなチーム状況だけど、チャンスで登場した代打はライオンズの方が勝っていた。
【試合を決めた3つのポイント】
①美馬6回2/3を2安打1失点と6回までノーヒット投球は素晴らしかった。
ストレートに力があり、フォークが良く落ちた。
②打線に元気がない。菅野のヒットが唯一のヒットとは寂しい。
③8回髙部がL鈴木のセンター前タイムリーヒットを後逸。
集中して守って欲しかった。
マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | MVPs |
---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
小島 | 6回6安打4失点と打たれた。 | ||
美馬 | 6回2/3を2安打1失点と6回までノーヒット投球。 | 〇 | |
小沼 | 8回ランナー2人出して暴投も後続をきり無失点。 | ||
ゲレーロ | 9回1イニングを無失点。 | △ | |
東條 | 7回1/3を無失点。 | △ | |
廣畑 | 8回2安打2失点。 | ||
益田 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
髙部 | 8回センターヒットを後逸。Lに余計な点を与えた。 | ||
福田秀平 | 4回四球で出塁も牽制で刺された。 | ||
中村奨吾 | |||
マーティン | (4番ライト) | (2番ライト) | |
菅野 | 8回ライトへ2ベースでチームの初ヒット。 | 7回ライトへチームの初ヒット。 | 〇 |
佐藤都志也 | (捕手) | ||
福田光騎 | |||
エチェバリア | |||
藤原 | (9番センター) | ||
岡 | 代打 | ||
山口航輝 | 代打 | 代打のチャンスに何とかしたかった。 | |
池田 | |||
和田康士郎 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年4月19日~4月20日
西武対ロッテ 4-5回戦
対西武 0勝 2 敗 ロッテこのカード連敗した。
【トピック】
初戦は小島が被弾してリード許す。
マリーンズはスミスを全く打てない。
逆転どころかノーヒットを免れるのが精一杯だった。
打線の組み換えも全く効果なし。投打にいいところが無かった。
*MはL平良から菅野が8回ヒットを打ってノーヒットを免れたのが、この試合で一番うれしかった瞬間だった。
2戦目は、L松本のストレートに力があり変化球も丁寧に投げていたが、四球も出していて、とても打てない感じではなかった。結局四球もいかせずヒットも出ないので点も入らず。
*初戦と同様に菅野が7回ヒットを打ってノーヒットを免れたのが、この試合で一番うれしかった瞬間だった。菅野のスィングに力があった。
【感想】
愚痴も出てこないくらい、打線に元気が無かった。
初戦は相手スミスが良かったとしても、2戦目は松本をどうにかしたかった。
レアードが戻ったのは良かったのだけれども、打線が淡白すぎた。
西武の選手も最近の試合は打線が淡白らしく‥。
TV中継で西武側の解説者が熱く「西武はもっと積極的でいい」と繰り返していた。(?)
肩や千葉ロッテ側としては積極的に打って凡打を繰り返しているので、
「積極的に打っても、点取れないと勝てないのだ」と突っ込んでしまった。
流れは西武にもっていかれ、Lが先制点を取っても平良が出てくるとMが逆転しそうな雰囲気もない。
西武がリードしたあと、「まだ1点じゃ分からない」と言っているのが嫌味になってきた。
打線の組み換えでスタメン起用の菅野は気を吐いたが、
福田秀平や福田光騎は結果を出せていない。
2戦目は調子の上がらないマーテインを2番に置いた。工夫は続く。
しかし打線の中で調子のいい選手が見当たらない。
今が底だと考えたいが打線の組み換えだけでない面もある。
昨年の春先は両外国人が打って、チームのエンジンになり結果を出していた。
若手が続かない現状で、やはり助っ人頼みなのは今年も変わっていないということか‥。
*最後までお読みいただきありがとうございました。