松川逆転タイムリーで朗希に勝ち星-2022楽天対ロッテ18-20

3連戦まとめ

2022年8月19日~8月21日
2022楽天対ロッテ18-20回戦
対楽天 1勝 2敗  ロッテこのカード負け越した。

【トピックと感想】

初戦は佐々木朗希は多少疲れた投球に見えた。
ストレートが決まらずフォークもファールで粘られる。
味方がリードするも逆転を許す苦しいマウンドだった。
フォークを2本被弾するなど、ストレートとフォークのコンビネーションも研究されている?
球速が出ない中、ボールに精度が欠けると当然粘られてしまう。
ホームランにされてしまうのもその結果か。
5回裏終了時点でリードされた。

しかし6回Mはフォアボールなどで満塁のチャンス作る。
満塁で松川が走者一掃の2ベースで逆転。これが大きかった。
佐々木朗希は涙がでるほど嬉しかったという。
M中軸にあたりがなく、彼の一振りが大きかったので大げさな話ではなかった。

唐川・ゲレーロが無失点リレー。最後は経験豊かなオスナが落ち着いてなげた。
ランナー一人出すと、連続三振という離れ業で楽天のチャンスの芽を摘んだ。

佐々木朗希が初の2HR浴びるも粘って6回を投げた。
満塁で松川が思い切りの良さと勝負強さを魅せた。
松川が佐々木朗希をチームを救った。

2戦目はリードもロメロが力のあるボールで中盤まで完璧に抑えたが、
ランナー出すとピンチでの中継ミスで同点に、HRへと繋がってしまった。
粘れなかった。
一度逆転されるとMは厳しい、跳ね返す力もなく敗戦した。

3戦目は小島がヒット打たれながらも粘りの投球。
5回2アウト1・2塁までいって小深田の打ち取ったが、ライト岡がフライを見失っての1点失点と、
かわいそうだが今年の小島をあらわすようなツキのない展開。

ただ楽天の投手も完璧なリレーでマリーンズの上を行った。
今のチーム力・気持ちの点で楽天が上回っていた。
Mリリーフ陣が気持ちを切らさずに投げたのは立派だった。

タイムリー欠乏から先発にプレッシャーがのしかかる。
ピンチでのエラーがらみの失点、繰り返す貧打、という“負の連鎖”につながってしまった。

M打線は楽天と比較してもいい当たりが少ない。
ラッキーパンチでもあれば良かったのだが、初戦安田の一発だけ。

佐々木朗希は完全試合達成投手だが、
本格的にローテーション投手は今年が最初、ある意味先発投手として色々経験している過程のピッチャーということを忘れてはいけない。

主軸にタイムリーがでないなか、初戦満塁での「松川のバッティング・バットの出の早い」のには驚いた。
狙い球をしぼり結果が出せるのは素晴らしい。俺が打つという気概も見えた。

普段から課題を持って取り組むからチャンスに生かせる。
これが高校卒の1年目の選手「スーパールーキー」の証拠。

*兄貴分でくすぶっている選手には、気持ちの集中力を見習ってほしいと思いました。

マリーンズへの期待が大きいがゆえに厳しいコメントも多く、自分も反省しきり。
ただ選手個々も力が出し切れていないと思っているだろう、歯がゆさも当然あると思う。

助っ人が調子悪い、ホームランが無いから点が取れない、でも勝てないとはいって欲しくない。
なぜなら楽天もこのカードは3戦とも「和製打線」で、千葉ロッテと同じような布陣だったから。
いい意味で開き直って戦ってほしいですね。

*最後までお読みいただきありがとうございました。