佐藤都志也サヨナラ-石川二木佐々木朗好投-2022ロッテ対西武1-3

3連戦まとめ

2022年4月1日~4月3日
ロッテ対西武 1-3回戦
対西武 3勝 0敗 ロッテこのカード3連勝した。

ハイライト

【初戦】は『寒い日』でした。
石川歩が松川との息もピッタリで、素晴らしい投球技術を魅せて西武打線を抑えた。
西武高橋光もストレートに力があった。コーナーにも決まり打ちにくかった。
寒さからかM打線も中盤まで淡白にアウトを重ねる。元気が無かった。

しかし一人『熱い男がいた。ファーストで出場した「佐藤都志也」だ。
まずは守備で魅せた。
M投手がランナーを2塁に背負いL打者が送りバントで一塁前に転がすも佐藤がダッシュして3塁にさした。
それも6回と9回の2度・三塁で封殺。
思い切りのいい守備はファインプレーでチームのピンチを救った。

・打っては10回1アウト満塁のチャンスに、“ボールをしっかり選んで”ライトに犠飛を打った。
これがサヨナラの打点で、マリーンズを連敗から救った。
*慣れないファースト守備のはずだが、定位置のような動きをしていた。
度胸もいいけど相性もいい?

L高橋光も良かった。
M打線は相変わらずつながりがなかった。
負けてもおかしくなかった。
しかし佐藤都が好守備連発(獅子奮迅の活躍)で流れを変えた。
佐藤が呼び込んだ勝利だった。

【2戦目】は、二木が初登板。
序盤こそフォークの制球がいま一つも、ストレートを軸に押していった。
2回から変化球も決まり西武打線を無失点に抑えた。
コントロールが良かった。昨年から修正してきたことを魅せた。

打線は4回レアードがレフトに今季1号ホームランで先制。
5回はマーティンが犠打を打って追加点。主軸が打ち打線が乗ってきた。
7回は相手投手の乱れからえたチャンスを連打で5点追加。安田がタイムリー初打点。

最後には西野が2安打で1失点するも、9回は国吉がゼロに抑えた。
二木の好投からリードしていい形で完勝した。
佐藤都が4回の先制点、7回の得点の口火を切った。

昨日に続きいい仕事をした

【3戦目】は佐々木朗希が登板ストレートは160k越えてうなりを上げた。
速球で空振りを取ると、スライダー・高速フォークは変化が鋭い。
160kのボールだけでも難しいのに、ゾーンに緩急を使われては、バッターも見逃し三振するしかなかった。
8回3安打13奪三振1失点の好投でチームを勝利に導いた。
*前回ストレートがシュート回転していたのを修正して見せた。

打線は平沢が先制タイムリーと2点目もタイムリーと、久しぶりに打点をあげた。
若手が続く。
松川がライトへ流してタイムリー。
髙部もレフトに流してタイムリーでLを突き放した。
6回安田もレフトに流す。
マリーンズ売り出し中の若手が技を見せてライオンズを圧倒した。

【感想:先発投手が好投して打線に火が付いた。】

3連戦共に石川・二木・佐々木朗と先発投手が素晴らしかった。
7-8回までなげて、不安のあるリリーフ陣をカバーした。
松川のリードも良かった。佐藤都も刺激を受けた。ファーストの守備でも躍動した。
*西武が主力の山川を欠いていたことやミスも多かったのもプラスに働いた。

佐藤都の活躍が凄かった
沈滞しているチームを守備・打撃で引っ張った。

藤原がスタメンで初ヒットを記録し2本目も打ちマルチ。
源田のエラーを誘いチャンス拡大するなど運も持っている。

主力が結果を出し始めた。
レアードが変化球をうまくとらえてレフトに1号ホームラン。
マーティンもセンターに大きな犠飛で打点。

若手陣が打撃で結果を出した。
先輩格の平沢がタイムリー連発。
安田・松川・池田・髙部も続いた。

・マリーンズのエンジンが、かかってきました。

意外に早かった。

なぜかと考えるとそれは『若手の活躍』かなと思います。

レギュラー陣の活躍を待っていたら、若手が争って結果を出してきました。

これは例年と違います。

沢山の若手』が1軍で競い始めているのです。

しばらく様子を見る必要はありますが、もし若手が揃ってレベルアップしているとしたらエライことです。

これでリリーフ陣が整備されてきたら‥、どうなるのでしょう。

ワクワクが止まりません。

素晴らしい3連勝でした。
これでマリーンズは借金を返済し、4勝4敗の五分に戻し3位に浮上しました。

*長くなってしまいました(反省)。
最後までお読みいただきありがとうございました。

【佐藤都志也がホントにいい仕事した!】
もし今年マリーンズが優勝したら、
2022年4月1日は「佐藤都志也の日」として記憶されるだろう。