マーティンサヨナラHR-小島河村好投-2022ロッテ対楽天9-11

3連戦まとめ

2022年5月17日~5月19日
ロッテ対楽天 9-11回戦
対楽天 2 勝 1 敗 ロッテこのカード勝越した

【トピック】

初戦は、石川が我慢の投球で崩れることなくゲームを作る。
打線が中盤まで田中に対してチャンスをものにできない。
細かなミスもあり、前回に続き田中のペースで終了してしまうのかと思われたが、
佐々木千隼が登板で流れがかわる。
7回髙部・中村奨吾・佐藤が繋いで同点に。
集中してつないだ。
山口もタイムリーで勝越しすると、8回西野・9回益田がリレーで逆転勝利した。

岡のソロがチームを勇気付けた。
髙部・中村奨の粘りが素晴らしかった。
何より佐藤がしっかりとタイムリーで応えたのが良かった。

まさしく食らいついたヒットの連続だった。
かっこよくないが気持ちで必死につないだ。

Mにミスもあり、田中がかわそうとするところを最後につかまえた。
結局チャンスで佐藤が意地を見せた。
勝負強さを発揮やっと決められた。
またも佐藤は頼りになる男だった。
(他にも打つべき人はいたが‥)

2戦目は4回まで涌井の好投の前にゼロ。
E投手は石橋に交替もチャンス作れず。

M投手陣も小島が中盤まで好投を続けて無失点。
リリーフ陣が無失点に抑えて延長に持ち込んだ。

9回裏は上位打線がE松井に三者連続三振に抑えられる。

嫌な雰囲気の中、延長10回マリーンズは東條が登板。
武藤にライトに2ベースに打たれマーティンのファンブルから3塁へ進まれた。
1アウト3塁という絶体絶命の場面で、代打銀次と西川を抑えたのは素晴らしかった。

今までは延長に入ると一本が出ないマリーンズだったが、今回はマーティンが甘いボールを一振りで決めた。
ライトスタンドに飛び込むソロホームランでサヨナラでゲームを終わらせた。
*困った時に出る一発ほど皆を勢い付けるものはない。

マーティンにとっては2本目のホームランで、「まだこれから」と活躍を誓った。
小島は前回以上の投球だったが勝ちには恵まらなかった。
ストレートの伸びは昨年完封したレベルに戻りつつある。
十分に活躍を期待させる登板になった。

3戦目は勝利運を持っている男「河村」が登板。3連勝を狙った。
河村はストレートスライダーにコントロールがあり早めに追い込めた。
フォークボールも決まりだして西川のソロHRの1失点に抑える好投。
2回裏にレアードが先制のホームラン・いい当たりだった。
4回はマーティンがソロHR。
両外国人がアベック、ホームランで先行。

7回は佐々木千隼が登板。ヒット打たれランナー背負ってフォアボール。
さらにボールが抜け始めた。
フォアボールで満塁にすると2回フォアボールを出した。
押し出しで2点献上し逆転された。

満塁で小野が登板、火消しを期待されたがマルモレホスに甘いボールを満塁ホームランされた。

佐々木千隼が誤算だった。
打線は岸の前にソロホームランで2得点も、ヒットは散発、うまく打たされた。

【感想】

・初戦は髙部が中村奨吾が佐藤が必死につないで得点につなげた。

・2戦目は小島の好投にゲレーロ・益田とつないで東條も必死になって続いた。
・10回のマーティンも必死でHRを打った。

・3戦目は河村がマイペースに好投。レアードがソロで先制。
・マーティンが必死に打ち連夜のHR。

初戦の「必死さ」が2戦目の必死さにつながった
三戦目はおとすもカードの勝ち越しができた。

気持ちが結果に結びつくのは、集中力がでてきた証拠。
レアードの振りも鋭くなり、マーティンも連夜のHRで上向き。
選手個々の打撃はまだら模様だが、繋がりも出てきた。
投手陣は佐々木千隼に調整不足はあったにせよ、全体的に安定感はある。

マリーンズのエンジンが回り始めたのは確か。
「復活の兆し」がみえてきた。
これからが勝負!といえるまでもう少しだ。

*最後までお読みいただきありがとうございました。