石川粘投-山口航輝勝越し2ラン-2022ロッテ対日本ハム5-6

3連戦まとめ

2022年4月29日~5月1日
2022ロッテ対日本ハム 5-6回戦
対日本ハム 1 勝 1 敗 ロッテこのカードを引き分けた。

【トピック】

初戦は、石川が立ち上がりコントロールが今一つ2回に3失点も粘りの投球。
M打線は序盤から上沢をしつこく攻めた。

なかでも山口航輝の活躍が凄かった。
1回3回とタイムリーで2点を返すと、5回には勝越し2ランホームランをレフトスタンドに打ちこんだ。
山口猛打賞で4打点の大活躍。

髙部がヒットから盗塁。中村奨吾は四球を選つなぐ。
佐藤もチャンスメイク。レアードも最低限の仕事をこなした。
最後山口がしっかりと点につなげた。久々に打線が気持ちよくつながった。

Mさらに終盤2点追加。この追加点もきいた。
最後はゲレーロ・東條リリーフ陣がリードを守り切った。

山口航輝の2ランは高めをうまく捉えた。
タメの利いた打撃は素晴らしかった。ブレイクを予感させる一打。
お立ち台での「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」。
俳句にも気持ちが入っていた。

*髙部もリードオフマンとして自分の仕事を黙々とこなす。
確率高く打点稼いでほしい。

マーティン・エチェバリアのコンビを下位に外したことで打線に流れが生まれた。
(どちらかでも打ってくれるともっと楽に勝てるのだが‥。)

2戦目は、マーティンとエチェバリアコンビを外した。
スタメンに福田秀平・三木・小川らが入る。

先発ロメロは無難に立ち上がる。
ストレートに力もあった。
しかし4回サードスタメンの三木が先頭打者を悪送球で出塁させる。
その後ロメロは連続ヒットうたれ先制される。
先制点許した直後に三木はファンブルもありピンチ拡大した。
2度のエラーが出塁・失点に結びついた。
HRにくわえてパスボールなどもあり「ビックイニング」をつくられてしまった。

エラーはロメロに対してのダメージも大きかったと思われる。
(ロメロも味方のエラー連発で可哀そうだった)
日替わりの守りで、選手も難しい点はあるのだろうが、このミスが痛かった。

【感想】

初戦石川が3失点も粘り強く投げて、ゲームを作り勝利を呼び込んだ
エースらしい落ち着きのある投球は流石、大きく乱れないのは彼の経験と技術があればこそ。

初戦は山口航輝の勝負強さが際立った。
1回3回5回の打点は、すべて2アウトでランナー置いた場面であげたもの。

普段の練習と気持ちの強さが結果に結びついた。

2戦目はマーティン・エチェバリアを外して、ライト福田秀平とサード三木がスタメン。
福田はマルチと活躍したが、三木は肝心なところで守備のミスをして失点。

ロメロも直後にアルカンタラに3ランホームランを打たれる。
佐藤都も普通の球をパスボールし失点した。
交代した小沼も2ランを浴びて4回だけで9失点。Fにゲームを決められてしまった。
エラーがらみでの失点が残念。

*山口の勝ち越しHR・マルチ安打と2試合連続の活躍は目立った。
髙部も初タイムリーでマルチ・ホームラン打って猛打賞を記録。
彼らの活躍がチームを引っ張った。

*守備についてはある程度固定した方がいいと思われた。
特定のお気に入りの選手にかたよることなく実力相応の起用をしてほしい。
(今年は内野エラーが多いような気もする)

安田含め1軍2軍の垣根を越えて、若手勢の更なる活躍が必要。
従来の“助っ人中心の戦い”に陰りが見えている千葉ロッテマリーンズ。
この厳しい状態を打破できるのは野手に台頭してもらうしかない。

幸いなことにM投手陣は、量と質あわせた総合力ではトップクラスなのだから。

*最後までお読みいただきありがとうございました。