佐々木朗希が完全未遂の好投も1点がとれない-2022ロッテ対日本ハム3-4

3連戦まとめ

2022年4月15日~4月17日
2022ロッテ対日本ハム3-4回戦
対日本ハム 0 勝 2敗 引分 ロッテこのカード連敗した。

【トピック】

初戦は石川歩、調子はいまひとつで粘投するも、ボールが少し甘く入ったところを痛打された。
ストレートで押し込められず苦しんだ。今季初めて2点以上を取られた。
リリーフ陣もFの勢いをとめられず、制球もあまくFに大量点を許してしまった。
F伊藤大海はストレートが良かった。変化球も丁寧にきめてM打線に的を絞らせなかった。

髙部の積極的なバッティングと走塁・2盗成功がめだった。
藤原タイムリーと盗塁・福田光にもタイムリーがでた。
山口航輝もマルチと若手が結果を出してきた。
一方バントの失敗などミスもある。

中村稔弥もしっかり無失点に抑えた。
初戦中盤のリリーフ陣には課題が残る試合になった。

2戦目は佐々木朗希の快投とF上沢もエースの投球をみせた。
終盤まで両投手が引かない見事な投手戦だった。
8回9回の勝負になった。
マリーンズは9回10回とFリリーフ陣から再三のチャンス作るも生かせなかった。
ファイターズは10回表に万波が決勝のホームランを打った。

【感想】

2戦目は誰もが目を疑うような、『佐々木朗希の快投』が見られた。

先週の完全試合を再現する投球に“ありえない”を連呼してしまった。
これだけでも見どころは十分だったが、やはり援護がないと寂しい試合になる。

朗希本人はある程度は納得しても、マリーンズとしては歴史に残る“残念な一戦”になってしまった。

大量点は必要なかった。
絶対エースが投げていて1点取れば99%勝てるのに、「この1点をとりにいけない」。

打線を組み換えする意図が見えなかった。
ここ数試合1・2番が機能していないのはわかっていること。

上沢の好投の前に中軸が打てないのは仕方ないにしても。

後ろの打者は日替わりで、いきなりでる選手も活躍が難しそう。
先頭打者を送れずチャンスつぶす。めだった活躍も無かった。
特に2戦目は9回に走力のある「和田康士郎」が1アウト3塁に進み、最低でも内野ゴロ転がせば勝てる状況を作りながら、チャンスをモノにできなかった。
ここ数年やってきた、この1点を取る作戦が機能しなかった。
*次回の朗希登板試合は、ミス少なく1点を取りにいける打線にしてほしい(特に下位)。

2試合目は何点もとる必要はなかった。ファイターズに勝ちをプレゼントした。
おそらくマリーンズ史上「記録に残る一番残念な試合」。

*最後までお読みいただきありがとうございました。