M3連勝-国吉-佐々木朗-ロメロ好投-安田-田村活躍–2021楽天対ロッテ16-18

ロメロ・国吉・佐々木千・益田完封リレー-田村タイムリー-3連勝-2021楽天対ロッテ18

2021年8月29日(日)
楽天対ロッテ 18回戦 楽天生命パーク
0対 1 でロッテの勝ち
勝ち:佐々木千  負け: 宋

【試合展開】

ロメロ序盤からストレートに力があった。変化球もコントロールされて力強い好投、5回を3点に抑えた。一方楽天先発はエキジビションで結果を出して昇格の石橋、ストレートがコントロールよく外角に決まる。カットボール・変化球も低めにきれていた。マリーンズ打線は石橋に5回までノーヒットに抑え込まれた。
6回藤岡センターに初ヒット荻野ヒットでチャンス作るもモノに出来ず。6回もロメロがマウンドへ2アウト2塁のピンチもチャンスに強い鈴木大地をストレート低めにフォークで三振に仕留めた。ロメロ乱れることなく好投した。
*6回の攻防は投手戦ならでは真剣勝負が見られた。

楽天石橋は6回2安打1四球無失点の好投。
7回から酒居が登板、彼も変化球を低めにコントロールして好投。
またロッテも国吉が力のあるボールを外角低めに決めた。
8回は安樂が粘りの投球でM打線を抑えると裏は佐々木千が楽天をゼロに抑えた。
“素晴らしい投手戦”でこのまま9回引分かと思った。

9回は楽天宋が登板。中村奨吾がフォアボール選ぶと代走和田にかわる。
マーティンが打席に入り和田に対して宋の牽制が多くなる。
マーティンがセカンドゴロ打って和田の足が目に入ったか、珍しく浅村の2塁送球がそれてエラー。
それぞれ進塁してノーアウト2・3塁の大チャンスになるが、レアード・佐藤都が凡退してしまう。

しかしここで途中出場の「田村」がやってくれた。
宋のストレート変化球は悪くなかった。田村はファールで粘り10球目高めの球にくらいつく、レフト前にころがし勝越しタイムリーをうった。
2アウト2・3塁「気合だけで打席に入り」、執念でレフトにヒットを打った。

9回裏は益田が登板、1アウト2塁からライト和田が浅村の打球をスーパーキャッチでピンチを救った。益田は島内を三振に打ち取りゼロに抑えた。この勝ちでマリーンズ対楽天戦3連戦3連勝を飾った。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・ロメロ6回2安打1四球無失点と好投。価値ある投球。

・7回国吉・8回佐々木千・9回益田が好投、完封リレー。

・田村9回2アウト2・3塁のチャンスからファールで粘って最後「執念の勝ち越しタイムリーヒット!!」

ライト和田の守備が凄かった。9回裏浅村のライト線ヒット性のライナーをスライディングキャッチ、スーパープレーで同点の場面を防いだ。

3連戦まとめ

2021年8月27日~8月29日
楽天対ロッテ 16~18回戦
対楽天 3勝 0敗 ロッテこのカード3連勝!!。

感想

楽天に3連勝して、ソフトバンク・日本ハム・楽天と3カード連続の勝ち越しを達成!!、マリーンズは2位になった。首位オリックスとのゲーム差は2.5とかわらず。
先発投手が踏ん張って打線がリード。中盤以降はMリリーフ陣クローザーが抑え勝つ。粘り強く戦って勝利する。まさしく千葉ロッテマリーンズの調子のよさが際立ったカードだった。

初戦は二木が最近の投球を修正して粘りの投球。打線も田中将大から安田が先制HRをうち終盤に2番手から得点して突き放した。
2戦目は佐々木朗がストレートにくわえフォークもさえて楽天打線を封じると、打線は岸を攻めてレアードとマーティンHRなどでリードした。
3戦目はロメロが力のあるボールで楽天を抑えるとM継投陣が完璧リレー接戦に持ち込み、執念で田村が決めた。

投手陣にロメロ・国吉が加入し厚みができた。
先発ローテ陣も次第に立て直してきていい流れがある。
打線も好調な上位打線に加えて、マーティン復帰・安田HR猛打賞とプラスが多いカードだった。
打線にマーティンが復帰したことで、楽天にさらなるプレッシャーを与えた。

これで序盤先制しゲームを優位にすすめることも増えてくるだろう。
もとよりM打線には中盤から終盤にひっくり返す力もあるので、先行・逆転のどちらでも勝てるという形になる、先発投手にとっては大きな支えになる。

相手投手はM打線を抑えるのに大変になった。
マリーンズの上位打線(荻野・藤原・中村・レアード・マーティン)をうまく抑えても、下位には安田・エチェバリア・藤岡・角中・佐藤都とベテラン助っ人若手と様々な打者が並ぶ。
岡・山口ら控えも力をみせていて抜くところがない。

最近の数試合はホームランも出ている。楽天初戦は安田・中村奨吾、2戦目は荻野・レアード・マーティン。前カードは藤原・山口・佐藤都らがHRを放っている。
一人二人の中心打者だけが打っているのではない。レギュラーメンバー陣がそれぞれホームランを打っている。誰からでも点が取れる。マリーンズが全員で戦っている証でもある。

【安田久々のホームラン・猛打賞】
初戦は猛打賞・2戦目はマルチと大活躍「安田」の積極性が目立った。初球から強く振れているのは素晴らしい。藤原・山口らに刺激を受けているのは間違いない。井口監督もその積極性を待っていると思う。

順調にいけば怪我で離脱の石川歩投手も9月に1軍復帰予定、良いニュースが続きます。
首位オリックスも落ちてきませんので、マリーンズは一試合づつ「しっかりと準備して勝ちに行く」しかありません。
頑張れ千葉ロッテマリーンズ!!

*最後までお読みいただきありがとうございました。