「マジック9点灯」石川歩-佐々木朗好投-2勝1分-2021オリックス対ロッテ23-25

佐々木朗好投-中村奨レアード藤岡エチェバリア岡活躍-Mマジック9点灯-オリックス対ロッテ25

2021年10月14日(木)
オリックス対ロッテ 25回戦 京セラドーム大阪
1 対 6でロッテの勝ち
勝ち:佐々木朗希  負け:宮城

【試合展開】

佐々木朗希中6日で先発。「期待に応えたい」とマウンドに上がった。マリーンズ打線は早めにリードして佐々木を援護したい。
オリックス先発は佐々木と同期の宮城。12勝で堂々たる投球で上り調子なのが嫌だが、マリーンズも前日は16安打で久しぶり二桁安打を記録。調子は上がっているので序盤で宮城から先制点がとれるかがカギを握りそう。マリーンズは絶対に落とせないゲーム。

B宮城を全力で攻めるという言葉通りだった。
初回中村奨がライト前にヒットで出塁、マーティンが粘ってフォアボール選び1アウト1・2塁からレアードが低いボールを拾いレフトへ先制のタイムリーを放った。
エチェバリアも甘い球を逃さない、センターへ2点タイムリーツーベースでマリーンズは3点を先制した。
マーティンがファールで粘ったのが効いた、M打線が連打で宮城から3点をもぎ取った。

佐々木朗は初回2アウトから紅林・杉本に連打を打たれて1・2塁のピンチ背負うもモヤをセカンドゴロに打ち取った。ストレートとフォークを低めにコントロールし抑えた。

マリーンズは攻撃の手を緩めない。2回には岡がライトへヒットで出塁すると加藤が送り荻野のセンターフライで3塁へ。中村奨がレフトへタイムリーヒットを放った。3回には2アウトから山口航輝がライトへうまく流し3塁打で出塁すると藤岡がライトへタイムリー2ベースで5点目を入れた。二人ともに積極的なバッティングが素晴らしかった。
マリーンズは宮城に4回までに8安打5得点の猛攻をして89球を投げさせた。宮城に力を発揮させなかった。

佐々木朗希はピンチにも動じず150k超のストレートとフォークを決めた。プレッシャーの中6回5安打無失点と好投した。
6回はB変わった吉田から岡がレフトスタンドにソロホームランを放って6点目を入れた。

7回は唐川、8回はハーマン、9回は東妻がT-岡田のHRで1失点するも、M投手陣は強力オリックス打線にほとんど仕事をさせなかった。4投手のリレーと打線好調で勝利、このカードを勝ち越した。

前回対オリックス戦3連敗の屈辱を晴らし千葉ロッテに「51年振りのマジック 9」 が点灯した。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

佐々木朗希6回5安打無失点の好投。宮城との投げ合いに勝った。

レアード初回に先制タイムリー。毎度の勝負強さには驚き。マルチの活躍でチームを鼓舞。

エチェバリア初回に貴重なセンターへの2点タイムリー。集中力が素晴らしい。マルチ。

中村奨吾2回ライトへタイムリー。初回はチャンスメイクでマルチ。

藤岡3回2アウト3塁からライトへタイムリーで貴重な追加点を挙げた。

岡6回レフトにソロホームラン。パンチ力が覚醒初回宗の左中間のフライをスライディングキャッチ。マルチの活躍。

・山口航輝3回3ベースでチャンスメイク。右への長打で存在感。

・荻野マルチ。

3連戦まとめ

2021年10月12日~10月14日
オリックス対ロッテ 23~25回戦
対オリックス 2 勝 0 敗1引分 ロッテこのカードを勝ち越した。
*51年ぶりのマジック9が点灯した!!!

感想

初戦は小島が好投するも、終盤それまで抑えていた宗にまさかの被弾で同点に追いつかれて引分。
千葉ロッテにとっては痛い引き分けだった。
オリに2戦目に以降の流れを持っていかれる可能性があったのだが、2戦目はM石川歩が立ちはだかった。
オリックス打線に仕事させない好投。9回完投勝利で押し戻した。
マリーンズは3戦目を佐々木朗希に託す、B宮城との同級生対決、若手投手を立てての大勝負になった。

佐々木朗希も宮城も一歩も譲らぬ投手戦になるかとおもったが、宮城の立ち上がりマリーンズ打線が積極的に攻めた。「井口監督の最初から全力で行く」というコメント通りにMが序盤で得点した。佐々木朗が期待に応える好投し勝利した。

石川・佐々木朗の好投、主力荻野・レアード・中村奨・エチェバリア・藤岡の繋がりも戻った。
ここにきて打線の復活は大きな朗報。
最終盤の優勝争いに「岡大海」も名乗りを上げた。
若手の山口・藤原も加わりマリーンズ打線が優勝に向けて加速し始めた。

今年のM打線は一度火がつくと止まらない。
2戦目でオリックスのマジック点灯を阻止すると、3戦目は逆に「マジック9を点灯」させた。

初戦「小島の涙」が石川を佐々木朗を動かした。打線もヒツトでこたえた。みんなの気持ちに火をつけた。流れは来ている。

マジックは出たが、オリックスとほぼ互角。一つ一つ勝ちを積み重ねるしかない。悔いのないように戦かってほしい。

今こそ過去の千葉ロッテを越えるとき。51年ぶりの栄冠は手の届くところにある。思いきって戦え、千葉ロッテマリーンズ!。

*最後までお読みいただきありがとうございました。