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東妻-鈴木昭-小野粘投-千賀マルティネス打てずM連敗-2021ロッテ対ソフトバンク20-21

ロッテの戦いに赤信号。21日「マーティン足の骨折で登録抹消」のニュースには激震が走った。日ハム戦での自打球によるもの。マリーンズはチーム一丸でこのピンチもカバーしたいところ。マーティンには早く治して戻って欲しいが、今シーズンは無理との話がある。

美馬ソフトの圧に苦戦-千賀好投モイネロ森復帰に打線沈黙-ロッテ対ソフトバンク20

2021年9月22日(水)
ロッテ対ソフトバンク 20回戦 ZOZOマリン
1 対 4 でソフトバンクの勝ち
勝ち:千賀 負け:美馬

【試合展開】

美馬はきわどいボールが決まらずストライクを取りに行くボールを痛打された。2回先制はソフトバンク、柳田が2ベースで出塁山口ファンブルで3塁へ牧原のライト犠飛で先制。4回には今宮・栗原連続ヒット2・3塁から柳田セカンドゴロで2点目デスパイネのレフト前タイムリーで3点目を入れた。
ソフトは制球に苦しむ美馬の際どいボールをしっかりと見た。美馬ファールが稼げないので厳しくなり美馬の配球に迷いが出てきた。ソフトバンクの対ロッテ戦勝負への真剣さが見えた。
H千賀は150k台の力強いストレートがコーナーに決まりスライダー・ツーシーム・フォークを自在に操った。6回まで角中・荻野の2安打のみ。

美馬は5回7安打3失点と粘りの投球だった。相手が並の先発投手で有れば味方の反撃待ちだったが、相手がエースの千賀でボールの精度も高いので、味方の大量得点は期待出来ない。プレッシャーは高まった。
6回鈴木昭が抑えた、7回は東妻がリチャードにソロホームラン打たれ4点目入れられた。8-9回は小野がヒット打たれるも粘って抑えた。
マリーンズは8回千賀から佐藤都がセンターへスリーベース打って藤岡のセカンドゴロでホームに戻って1点返すのが精いっぱいだった。モイネロ・森のリレーにかわされた。
千賀は完投できたのだろうが、工藤監督は8回途中で交代させた。ソフトバンクが土俵際に追い詰められている証拠で。M戦の“借りを返したい”を感じた。
千賀にスキが無かった。マリーンズは流れを持ってこれなかった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・佐藤都8回スリーベースでチャンスメイク。代打での結果は立派。

・6回鈴木昭好投、7回東妻粘投。

小野8-9回無失点に抑えた。

鈴木昭-東妻粘投-マルティネスH投手陣に完封負け-ロッテ対ソフトバンク20

2021年9月23日(木)祝日
ロッテ対ソフトバンク 20回戦 ZOZOマリン
0 対 5 でソフトバンクの勝ち
勝ち:マルティネス 負け:土肥

佐々木朗希が「腰の張り」で登板回避。急きょマウンドにあがったのは土肥だった。

【試合展開】

土肥が緊急登板。2回柳田に左中間にソロホームランで先制された。牧原デスパイネにヒツト打たれてノーアウト1・3塁から松田がセンター犠飛で2点目、甲斐ヒツトで1・2塁から三森にタイムリー2ベース打たれて3点目を入れられた。
土肥少しボールが高かった。準備も十分でないのでもちろん責めることはできない。

マルティネスはストレートに力があった。カットボールも低めにコントロールされる。甲斐のリードもはまってマリーンズ打線が抑えられた。4回までヒットは荻野・レアード・安田の3本に抑えられた。マリーンズは初回と4回のチャンスに要所をしめられた。

マリーンズは3回から鈴木昭にスィッチ、栗原を追い込むも甘いフォークを右中間にソロうたれた。鈴木は踏ん張った、4-5回も投げてゼロに抑えた。3回2安打ホームランによる1失点と粘投した。

5回M反撃、藤岡がレフト前にヒツトで代打佐藤都がフォアボールでノーアウト1・2塁もマルティネスのボールが低めにきまる。M荻野藤原中村奨ら上位打線が捕まえられなかった。マルティネス7回5安打無失点と好投した。
7回はハーマンが1失点。8回は東妻が登板でゼロに抑えた。ストレートが走ってスプリットも切れてた。負けてる場面で素晴らしい投球だった。

マリーンズは、マルティネスらH投手陣から5安打で3塁踏めず完封負け。M11カード振りに同カード2連敗。忘れて切り替えていきたい。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

鈴木昭3回を2安打1失点と好投。緊急登板に答えた。

東妻8-9回安打無失点の好投。チームの連投指示に答えた。

・レアードマルチ。

2連戦まとめ

2021年9月22日~9月23日
ロッテ対ソフトバンク 20~21回戦
対ソフトバンク 0 勝 2 敗 ロッテこのカードを負け越した。

感想

ソフトバンク投打に落ち着きが見えた。美馬のボールを冷静にみてとらえた。栗原・柳田・デスパイネら打線も上向き・好球必打された。投手陣の戦力が揃ってきて余裕がでてきたのだろうか?不気味だった。

マーティンを怪我で欠くなかロッテは「繋ぎの野球」で勝負するしかないのだが、ソフトバンクのバッテリーもつなぎを警戒、そこを切りにきて成功していた。千賀・マルティネスという好投手も実力を発揮、ピンチに「要所を抑えた投球」をされた。甲斐のリードも冴えていた。
特に初戦の千賀の投球はスキがなかった。2戦目は佐々木朗希が登板回避のピンチ、土肥が緊急登板、鈴木昭・東妻好投も打線がマルティネスを攻略できず、カバー出来なかった。

マリーンズ打線が下がり気味でソフトバンクはメンバーが戻り始めてチーム力が回復してきた。連敗もその流れの中に在る。
最近のマリーンズはレアードマーティンの活躍で勝ちをひろってきた試合も多い。ライバル・ソフトバンクの復活も困るがソフト戦の負けを気にしてばかりではいられない。他の下位チームから勝てばいいのだと切り替えて、マリーンズは原点回帰し、「つなぐ野球」を思い出して得点をしたい。それが勝利をとる最短距離だと思う。

*最後までお読みいただきありがとうございました。