3連勝で首位キープ-佐々木朗-小島-河村好投-レアード3HR大活躍-2021ロッテ対楽天19-21

河村好投-中村奨吾レアードHR-藤岡活躍で3連勝-ロッテ対楽天21

2021年9月12日(日)
ロッテ対楽天21回戦 ZOZOマリン
9対2 でロッテの勝ち
勝ち:河村  負け:石橋

【試合展開】

先発M河村が初回、山﨑と鈴木大地連続ヒットでノーアウト1・2塁のピンチになる。浅村のセンターフライで1アウト1・3塁から島内がライトへ犠飛で1点先行された。しかし2回以降はランナー出すもストレート・カットボール・フォークで粘りの投球。
イーグルス先発は石橋、初回から制球が乱れた。フォアボール・デットボール・フォアボールで2アウト満塁のチャンスだったのだが得点できず。

マリーンズ反撃は3回から、中村奨吾レフトスタンドに同点のソロホームラン。マーティンがライトへ2ベースで続くと、1アウト2塁からレアードが左中間に2ランで勝ち越しした。

一気にひっくり返すと、4回にはEかわった西口から荻野がショートへの内野安打で出塁、髙部がフォアボール・中村奨吾もフォアボールで1アウト満塁になる。マーティン倒れるも、またもレアードが打った。レフトへ2点タイムリーで5点目を入れた。5回には角中がフォアボール選び、藤岡がセンターへタイムリーツーベースで追加点、理想的な追加点だった。

中盤からはM継投にスィッチ。6回はハーマン登板、浅村のセンターバックスクリーン横に飛び込むソロホームラン打たれるも後続を抑えた。7回は国吉が登板、2連続ヒットも後続を抑えた。
すると7回裏マリーンズは角中がフォアボール選び代走和田が2盗決める、藤岡が投手に内野安打でノーアウト1・3塁とすると藤岡も2盗決めた。1アウト2・3塁から荻野がタイムリーヒットを放って2点追加した。
8回は東妻が登板し無失点に抑えた。8回裏もM攻撃を緩めない。中村奨吾がヒット・マーティンフォアボール選び、レアードがライトへ流し打って満塁とすると、エチェバリアがライトへ犠飛で9点目を入れた。
マリーンズの猛攻の前に楽天投手は6人の継投するも、勢いを止めるすべがなかった。
9回は田中靖洋がゼロに抑え完勝。マリーンズ3連勝を飾った。

マリーンズ打線は楽天の投手からフォアボール(計8個)を良く選んだ。ボールをよく見て甘いボールをヒット(計13本)した。
2回中村・レアードがホームラン2発で同点勝越しすると、4回からは大振りになることなくフォアボールを選び、盗塁も決めてプレッシャーをかけ続けるとタイムリーで追加点。
豪快な一発と繋ぐ野球をミックスして楽天をノックアウトした。レアードの活躍に助けられていた打線が、3戦目に爆発した。河村をはじめ中盤の投手陣は打たれるも要所を締めた。
この試合は無四球と踏ん張って3連勝を飾った。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

河村説人5回5安打1失点と好投。監督起用に応えた。

中村奨吾3回レフトに同点ソロホームラン。8回ヒットでチャンスメイク。猛打賞。

レアード3回左中間に勝越し2ラン。4回2点タイムリー。猛打賞。

藤岡5回タイムリーツーベース。7回ピッチャー内野安打・2盗決めた。猛打賞。

・荻野7回タイムリー、マルチ。

3連戦まとめ

2021年9月10日~9月12日
ロッテ対楽天19~21回戦
対楽天 3勝0敗 ロッテこのカード3連勝した。

感想

【先発投手が好投、打線が答えた】
中継抑え投手陣の登板過多を回避すべく先発投手(佐々木朗希・小島)が長い回を投げた。ゲームを作ったばかりか最少失点に抑えた。
投手が踏ん張るとM打線は終盤に必ずドラマを作る。この楽天戦でもその勝負強さを発揮した。初戦は「レアード」がサヨナラホームラン。2戦目は「マーティン・レアード・荻野」が先制して突き放した。3戦目はまたもレアードが勝越しHR・中村奨吾タイムリーと活躍。
レアードはこの3戦で11打数7安打7打点3HR・打率6割3分超えと絶好調で3連勝に大きく貢献した。
荻野・藤岡が好調維持で中村奨吾にも復調の兆しが見えた。楽天の好投手も踏ん張る中、M打線の勝負強さが際立った。

初戦2戦目佐々木朗希と小島の先発が好投して長い回を投げたので、3戦目河村先発で継投陣を使えた。この起用が3連勝につながった。マリーンズ先発投手陣の頑張りが大きかった。
打線は楽天の好投手を前に苦しむが、レアードの活躍がチームを救った。彼にけん引され、3戦目は打線も爆発して「3連勝」した。
マリーンズは連勝を4に伸ばし貯金12。オリックスに2ゲーム差をつけて首位をキープした。

*最後までお読みいただきありがとうございました。