藤原山口HRも逆転は続かず-ラオウに被弾-2021ロッテ対オリックス14-16

佐々木朗粘投も小野誤算-山口逆転HRもM再逆転負け-ロッテ対オリックス16

2021年8月15日(日)
ロッテ対オリックス 16回戦 ZOZOマリン
3 対 5でオリックスの勝ち
勝ち:山﨑福  負け: 小野

【試合展開】

佐々木朗希先発試合、初回無難に立ち上がるも、2回杉本にレフト前ヒット打たれて、ジョーンズにシュート回転のストレートをレフトスタンドに2ランを打たれた。
マリーンズ反撃は4回でレアードが左中間にソロホームランで1点返す。
5回は岡がサード内野安打で出塁すると山口が逆転2ランホームラン、低めを左中間にうまく打った。

期待の若手の一発で勢いに乗りたかったのだが6回小野がつかまった。
宜保に2ベース打たれ福田・吉田にフォアボールで満塁にする。
M田中に投手交替するも、1アウト満塁から杉本に2点タイムリー打たれて再逆転された。
杉本の打球は強かったがいいとこに飛んだ、Mにツキも無かった。
8回にも1点を追加されたマリーンズ、終盤はオリックス継投に抑えられてしまった。

佐々木朗希は三振はおさえぎみに打たせて取る投球が素晴らしかった。
2回ジョーンズへの154kストレートが甘くなったのが惜しまれる。
今のM打線は反撃する力を持つので、先発の失点は2~3点は許されるのかなと思う。
けれども2番手の投手が打たれると、オリックスの継投陣がいいので苦しい。

やはり最少失点に抑えて中盤から終盤に持って行きたい。
M投手陣はラオウを中心に一発で先制されるので「後手に回ることが多い」ように思う。
簡単にHRで点を取られている印象が強い。そういう意味で言うともったいない。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・佐々木朗希5回3安打2失点と好投。次回登板にも期待。

・山口航輝5回逆転2ラン。低めをうまくとらえた。

・レアード4回ソロホームラン。
・荻野マルチ。

3連戦のまとめ

2021年8月13日~8月15日
ロッテ対オリックス 14~16回戦
対オリックス 1勝 2敗 ロッテこのカードを負越した。

感想

マーティンがレギュラーから欠けるなか、岡・藤原・山口航が躍動した。
初戦落とすも2戦目は藤原がホームランで逆転。流れをマリーンズに持ってきた。
美馬に粘りが戻り、中盤から後半に投手陣が踏ん張っての勝利は、マリーンズらしい戦いだった。
3戦目は佐々木朗希が1発はあびたがゲームは作った。
山口が久しぶりにホームランを打った。中盤の小野が誤算だった。

前半戦と同じくオリックスにホームランによる得点で先行され負けた。
初戦のラオウのホームランには、出鼻をくじかれた。打たれているのに策が無さすぎではないか。結果ラオウをのせてしまい3戦目もラオウに決められてしまった。(今年のラオウとマリーンズは相性悪い!)

マリーンズは初戦落としたが、2戦目に美馬の粘りと藤原の一発。終盤の投手陣が活躍での1勝は安心材料になった。
後半戦の最初、Mベテラン勢は疲れがとれているはずで、勝ち越しを期待したのだが、前半戦と同じような戦いで残念な結果だった。

打線は岡・藤原・山口の活躍はうれしいが、マーティンの不在なのが痛い。
相手にプレッシャーをかけきれず得点力も減る、特に中盤から終盤にかけてマーティンが効いてくる。
対オリックス戦はマリーンズ優勝の二文字を期待させるカードにはならなかった。
次カードの西武戦に勝越しを期待したい。

*最後までお読みいただきありがとうございました。