小島粘投レアード活躍で1勝-G岡本和3発に沈む-M負越-2021ロッテ対巨人1-3

小島粘投-岡本和真止めた-角中レアード活躍で3連敗免れた-ロッテ対巨人3

2021年6月13日(日)
ロッテ対巨人 3回戦 ZOZOマリン
5 対 4  でロッテの勝ち
勝ち:小島  負け:菅野

【試合展開】

菅野の立ち上がりをマリーンズがつかまえる。
初回マーティンが粘ってフォアボール選ぶと中村も四球選び1アウト1・2塁から角中が先制タイムリー2塁打。レアードも犠牲フライで2点取った。
3回にも荻野ソロHRのあとマーティンが3塁戦にセフティバント決める。
角中が2ベース放って1アウト2・3塁からレアードが犠牲フライで4点目、菅野を攻略した。
6回には高梨からレアードがレフトスタンドに16号ソロで5点目を入れた。

M先発の小島の投球が素晴らしかった。
5回小林の2塁打・ウィラー四球で2アウト1・3塁に亀井を三振。
7回内野安打と北村にライト前ヒット、ウィラー四球で満塁から亀井にデットボールで1点失う。

小島は交代、ピンチで小野登板、2アウト満塁から岡本に押し出しで2点目、坂本にライト前タイムリーで2点追加されM5-G4と1点差に詰め寄られた。
なおも2アウト1・2塁から中島にライト前に打たれる。
2塁走者岡本和がホームへ、ライトマーティンの返球が素晴らしかった。ホームで岡本を刺した。
岡本が同点のホームを踏んだら展開がどうなるか分からなかった。チームを救うビックプレーだった。

小島6回2/3を4安打と粘りの投球をした。
前日までの悪い流れを巧みな投球術でかわした。
主軸に打たれないよう注力し、岡本に対しては外角の低めやワンバウンドなどを振らせた。

小島が岡本を抑えたことで流れをMにもってきた。
マリーンズは角中レアードの4番5番コンビが機能して菅野を攻略した。
荻野はソロHR・マーティンはレーザービームで勝利に貢献した。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

小島6回2/3を4安打5四球6三振と粘りの投球。ジャイアンツの勢いを止め3連敗を回避した。

レアード初回犠飛、5回犠飛、6回16号ホームラン、8回センター前ヒット。
2安打(内ホームラン1本)犠飛2本3打点の大活躍。
レアードのバットは振れば点が入る「打ち出の小槌」のようだ。
レアードの活躍は誰にも止められない。

角中初回先制タイムリー、相性のいい「菅野」を打ってチームを鼓舞
3回にはチャンスメイクでマルチ安打。

マーティン7回「同点の危機」からチームを救った。
7回はライト前ヒットを「レーザービーム」で好返球、ホームで岡本和真を刺した。
3回は3塁戦に絶妙なセフティバントを決めてチャンスにつなげ、 9回は坂本のライトライナーをファインプレー。攻守に活躍。

3連戦まとめ

2021年6月11日~6月13日
ロッテ対巨人 1~3回戦 ZOZOマリン
対巨人1勝 2敗 ロッテこのカードを負越した。

感想

マリーンズ初戦は本前が好投するも終盤に大嶺が「ジャイアンツ打線」に火をつけてしまった。
初戦10安打打たれ5失点する。
2戦目は美馬の制球が安定せず、G積極的な攻めに18安打で11失点。
3戦目は小島が粘投・リリーフが踏ん張って接戦をものにした。
マリーンズは「調子のあがらなかった岡本和真」をのせて巨人を活気づけてしまった。
原監督の打線の組み換えもズバリ当たった。

【坂本の復帰でMがピンチに】
「虎を追いかける」。初戦G坂本が右手親指の故障から復帰、試合前に円陣を組んで「ナインを鼓舞した」という。そんな主将の強い気持ちが勝越しにつながった。
岡本のあとの5番に坂本がはいったことで、M投手が簡単に岡本を歩かせることが出来なくなった。2番ウィラー3番亀井4番岡本5番坂本への流れが出来てM投手のプレッシャーも高くなった。ウィラーが好調で亀井も巧打者で粘る。そのあとの岡本・坂本はきついと思う。レギュラーメンバーがそろってしまったのは、「マリーンズにとっては不運」だった。
初戦は坂本が3打数2安打のマルチ、岡本和が4打数2安打2打点(内ホームランが1本)。2戦目は 坂本が4打数1安打、岡本和が4打数3安打6打点(内ホームランが2本)。3戦目は坂本が3打数1安打2打点、岡本和が3打数0安打1打点だった 。
*しかし岡本については11打数5安打9打点で「うたれすぎ」の一言に尽きる。

一方マリーンズはヤクルト勝ち越しの後も「チーム状態」は上がらない。打線が活発であるがゆえにいつでも勝てる雰囲気はある。しかしそれもチャンス強いM助っ人「レアード」「マーティン」が活躍すればこそ。
肝心の先発陣はローテ投手が不安定で相手の積極的なバッティングにつかまる、記録に出ないバッテリーのミスもある。
*厳しい戦いで疲弊する中、若手の台頭など良い材料もあるので、投手陣を再整備して頑張ってほしいです。

*最後まで読んでいただきありがとうございました。