安田-藤原猛打賞もM及ばず-ソフト制す-2020CSソフトバンク対ロッテ2

この試合安田が4番に戻った。
まだマリーンズは諦めていない。3連勝するのみだ。

2020年 11月 15日(日 )
ソフトバンク対 ロッテ クライマックス 2回戦 Pay Pay ドーム

6対 4 で ソフトバンクの勝ち 
ソフトバンクCS制して、日本シリーズ進出決定!
勝ち投手:モイネロ  負け投手:チェン・ウェイン

【トピック】

マリーンズ初回荻野・藤原連続ヒットで1・2塁、清田のゴロで2・3塁にすすむと、昨日HRの安田が東浜のボールをうまく捉えた。レフトへ2点タイムリー2塁打を放ち先制点をあげる。続く菅野四球・中村死球の1アウト満塁から福田の内野ゴロで3点目、東浜の立ち上がりをうまく攻めた。

M先発チェン・ウェインは、2回デスパイネヒットの1アウト1塁から中村晃に1号2ラン打たれる。
中村初球を狙ったか、思い切りのいいスィングだった。
早い回での追撃の一打がS「今日もいける」という攻撃のスイッチになった。

4回にもデスパイネヒットから中村晃がライトへ2号2ランで4-3と、S逆転に成功。
続く松田も少し高めのボールをレフトスタンドへ1号ソロ、差を2点差に広げた。

一方マリーンズは、2・3・4・5・6回と毎回のようにランナーを出すも決定打がでない。
なんとか7回に安田が2ベースで菅野内野ゴロで3塁に進み、中村奨吾のセカンドゴロで1点を返した。
しかしその裏代わったハーマンが甲斐ヒット1アウト1塁から周東にタイムリー3ベースを打たれて6点目を入れられ突き放された。
マリーンズ9回森からヒット2本とフォアボールで1アウト満塁まで攻め立てるも中村・佐藤に1本が出なかった。

終盤は昨日と同じくモイネロと森のリレーにやられた。
荻野・藤原・安田猛打賞。中村晃1号2ラン・2号2ラン。
松田1号ソロ。デスパイネ猛打賞、周東・中村晃マルチ。

*チェン3回1/3を7安打5失点、東浜は4回7安打3失点で、両先発投手ともにあまり調子はよくなかった。
東浜は制球に苦しみ、チェン・ウェインは少しボールが甘く入った。
マリーンズ投手陣6人、昨日打たれた「柳田」をノーヒットに抑えた。
しかし中村晃にHRで1点差。さらに中村に2本目で逆転、松田にもHRを打たれ離される。
柳田以外にもいる実力者、Sの長打力・決定力に負けた。

マリーンズはゲーム中盤毎回のようにランナーを出しながら決定打が出ず、流れを変えることが出来なかった。
*安打数ではマリーンズが12個でソフトバンクの10を上回っていた。M課題の決定力不足がでた。

パリーグCSはソフトバンクが先に3勝(内アドバンテージ1)して制した。
ソフトバンクが日本シリーズ進出を決めた。

まとめ

シーズン最初からCSまで、ソフトバンクホークスを最後まで苦しめたマリーンズですが、その足元は常に揺れ動いていたシーズンでした。
レアードが早々に離脱、終盤の優勝争い時にコロナ禍で1軍の選手の入れ替え、終盤マーティンのケガで離脱など、事件の連続でした。しかしそのおかげ?で使われた若い力が逞しく成長してきています。
ピンチをチャンスに変えました。監督も我慢したでしょうし、フロントも一緒になって何とか上を目指し頑張ってきた。それが今季の成績2位に結実したのだと思います。
*正直マリーンズは、よくこのチーム打率で首位争いをしているなと思ったこともありました。(・_・;)
(また2人の外国人が離脱していなければ、また違った結果になっていたかも‥‥なんて言いたくなります)

さて千葉ロッテはクライマックスシリーズに敗退し、今シーズン2020のゲームは終了になりました。

CS初出場のM若武者、安田と藤原が最後の試合「猛打賞」で、ソフト相手に最高のパフォーマンスを見せた。しかし悔しい連敗、大喜びするソフトバンクをみてベンチでボー然とする二人。
新人二人の活躍が勝利に結びつかなかったのも何か物語の始まりを予感させます。これが2021来季マリーンズの「首位奪取」物語の起点なのかもしれません。
もし彼らが来季レギュラーになりソフトに雪辱したら“ドラマのように”にかっこいいし、“漫画のように”面白いです。(勝手な妄想でしょうか?)
*マリーンズは『メイクドラマ』の力を持っていると信じたいのです。

千葉ロッテの2020~2021オフシーズンの動きを見て「あーでもない、こーでもない」と無責任なことを呟くと思います。来季のM活躍がますます楽しみになってきました。
来季のマリーンズ応援に向けて我々ファンも力を蓄えましょう。
くれぐれも健康には気を付けながら。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
また来シーズンお会いしましょう。