清田-中村活躍-二木好投-CS争い激化-2020ロッテ対楽天22-24

2020年 11月 1日(日)
ロッテ 対 楽天 24回戦

3対3 で  両チーム10回規定により引き分け

【トピック】
初回マリーンズ打線が火をふく。楽天先発は瀧中からフォアボールの角中を2塁において、清田が6号2ランをレフトへ放ちました。点が欲しいチーム状態、幸先良く打ってくれた。清田は経験者、やるときはやる。

M先発は岩下、4回8安打3失点と制球が安定しなかった。初回ピンチを脱するものの2回に捕まる。
渡邊がヒットで1塁、辰巳がタイムリースリーベースで1点かえし、ランナー3塁から下妻のサードゴロで2点目、たちまち同点になる。
4回はロメロヒット・バントで2塁へ、辰巳もヒットで続き1アウト1・3塁下妻にセーフティスクイズを決められ勝ち越された。

M打線は7回清田ヒット代走和田1塁、菅野・井上とフォアボール選んで満塁に、安田「なんとかしたい」と粘ってセンター前にしぶとくタイムリーで同点にする。しかし一打勝越しの場面で田村・藤岡凡退してチャンスをつぶした。
田村バントが上手なので、イチかバチかスクイズもありだったのではないかと思う。
打てない打線の唯一のチャンス、もったいなかった。
この試合対楽天の最終戦。終盤は両チームともに後ろの投手が頑張って引き分けた。
清田6号2ラン。清田マルチ。小郷・浅村・辰巳マルチ。

*M勝越ししたかったが打線が3安打では厳しい。楽天12安打で得点3と残塁の多さに助けられたというべきかもしれない。

結果-2020年 10月 30日-11月1日(日)
ロッテ 対 楽天 22-24回戦

対楽天 1勝 1敗 1引き分け、ロッテは楽天と分けた。

【トピック】
楽天と最終カード、何とか勝ち越ししたかったが、打線が低調。
初戦4安打1点、2戦目6安打6点、3戦目3安打3点、3試合で13安打10点だった。
打者は2戦目は中村奨吾が活躍したが、3戦を通じると「清田育宏の9打数3安打1HR、3打点」が1番。
次は「菅野の9打数2安打1HR、2打点」他は目立った活躍はなかった。

楽天が17安打打っていることを思えば、このカードM投手陣が対策してがんばった。
いつも痛い目に合っている「浅村・鈴木大地・ロメロの3人」を計37打数7安打で、HRをロメロの1本に抑えたのが大きかった。
M投手陣が踏ん張った結果とも言える。
今季の対楽天戦はロッテの8勝15敗1分けで終了した。
*3位西武とのゲーム差は1.5になった。

まとめ

31日の試合スターティングメンバーは、以前の勝ち続けていた打順(荻野・角中・中村・清田)に戻った。ホッとしたファンも多かったのではないでしょうか。

安田は87試合ぶりに4番をはずれて7番に下がり「気楽に打ってくれるはず」と期待。
井口監督の決断とのこと。
監督は「一試合一試合勝負。トーナメントみたいな気持ちでたたかうしかない」とコメントした。

打順変更は監督自身の前言をくつがえすわけですが、現在のチーム状態をみれば「勝ちにこだわる」のは正解だと思います。新人を使い続けることももちろん大切ではありますが、本当に終盤の大事なところでは荷が重すぎる。

実績のない選手を育成と称して使っても、他の実績がある選手からすると気持ちは微妙だと思います。来年以降に「2020年のチーム編成」について不信感・不協和音を生みかねません。
その点で最終的な順位はどうであれ、今までのチーム勝ちパターンの打線を組めば、CS争いに負けたとしてもチーム全員が納得できる。なので井口監督は適切な決断をしたと思います。

*自分の思いでいうと、残り試合は結果を気にせず、いい意味で開き直って戦って欲しい。
その方がマリーンズらしさが出る。
悔いの無い試合をして選手それぞれが課題を見つける。
シーズンの終了時には、選手個人が「今年の悔しさを自分の胸に刻んでいて欲しい」と思います。