中村稔弥覚醒-安田活躍-二木完封3連勝-2020ロッテ対オリックス16~18

2020年 9月 14日(月 )
ロッテ対オリックス 18回戦

5 対 0 で ロッテの勝ち
勝ち投手:二木   負け投手:アルバース

【トピック】
前回の登板がいいピッチングだった二木に3タテの期待がかかった。
かし相手はアルバースで予断許さない。
3回マリーンズが先制した。1アウト2・3塁とランナーおいて4番安田が先制のタイムリー2塁打を放った。連夜の活躍だ。4回は藤岡がソロ、5回には中村・清田がソロHRを放つ。久々のホームラン3本で追加点。5回7安打5得点とアルバースを攻略した。
しかしこの試合は「二木康太」のピッチングが素晴らしかった。
9回投げて3安打完封勝利。自身2年振り2度目。 ストレート・スライダーが良かった。
12本ゴロアウトを取 った。
4回藤岡2号ソロ、5回中村奨吾7号ソロ、5回清田3号ソロ。中村奨吾・大城マルチ。
*ロッテ対オリックス15勝2敗1分けとした。

【ニュース】
ロッテは14日に種市投手が横浜市の病院で「右肘内側副靭帯の再建手術」を受けたと発表した。今季中の復帰は絶望的とのこと。

結果-2020年 9月 11日~14日(12日は雨天中止、14日に振替)
ロッテ対オリックス16~18回戦

対オリックス  3 勝 0 敗 ロッテの3連勝

【トピック】
初戦は中村稔弥の熱投にナインも奮起した。投手戦の中3安打で勝利した。
相手先発の山岡が好投している中、中村奨吾が粘って緊張状態を崩した。
初戦接戦を制したのが大きかった。

2戦目は美馬がゲームをつくり、後半安田を中心に終盤に集中打。
3戦目は二木が完璧な投球を披露、アルバースを攻略し勝利した。
ロッテ選手個々の活躍はおそらくオリックスの予想を上回っている。
その結果がまさかのオリックス3連敗、マリーンズの3連勝だ。
*種市投手の手術の発表がありました。焦らずしっかりと治療してほしいです。

まとめ

相手からすると、マリーンズは勝ちを計算しにくいチームになっている。
先発投手が自分の仕事をする。打線は少ない安打で効果的に点を取る。
相手チームの先発投手からしても、いいピッチングをしていても、味方の打線がMの投手を攻略できない。
そのうち交代すると味方の二番手三番手の投手がつかまってしまう。
打線もMの7回以降の終盤のピッチャーが盤石なので、何とか早めに点をとって突き放すか、逆転するかしたいのだけれども難しいのだ。相手チームの打線も焦ってくる。言いかえると、Mの打線が粘って逆転する力を持っているからだともいえる。

去年ならばM投手が粘って頑張っていても、後半M打線同点まではいくが、逆転するまではいかなかった。結果M投手が相手打撃陣のプレッシャーを受け、点を取られて敗戦するパターンも見られた。*今年の相手チームが感じていることだ。

今年は投手力が全体的に上がってゲームをコントロールしている。
投手陣の力が拮抗しているので、故障があっても代わりの選手が出てくる。いい競争が生まれているのが今のM投手陣と言えそうだ。
打線もマーティンは別格としても、井上・中村他中堅が、安田などのレベルアップに触発されて奮起していると思う。
勝てると計算できれば、新人の出るチャンスも増える。そんな好循環が生まれている。
今のマリーンズの状態は「投手と打線がかみ合って成長している」ということだ。