マーティン田村2HR-和田活躍M勝越-2020ロッテ対日本ハム7~12

2020年8月 15日(土 )
ロッテ対日本ハム 11回戦

0対 9 で 日本ハムの勝ち
勝ち投手:有原   負け投手:二木

【トピック】
有原7回4安打無失点と完璧なピッチング。あれだけの力強いストレートと変化球の切れがあれば抑えられても諦めがついた。
二木も7回6安打4失点と苦しみながらもゲーム中盤までしっかりと投げての降板で、今シーズンの先発の仕事をした。
中田16号2ラン。渡邉諒・近藤・中田・大田マルチ。安田マルチ。

今年のマリーンズ、投打にたくましさがある。ただ無駄に負けていないし引きずらない。
無理な力が入っていない。若い選手も育ち、いい刺激にもなっている。チーム全体がまとまって戦う形になってきました。
井口監督の目指していた野球がその姿を見せ始めました。今年の中盤から終盤の戦い方に注目しましょう。今年こそ期待していいんです。(といってみたい)

2020年8月 16日(日 )
ロッテ対日本ハム 12回戦

6対 5 で ロッテの勝ち
勝ち投手:ハーマン  負け投手:宮西

【トピック】
3安打3得点3盗塁のトリプル男、プロ初スタメン1番「和田康士朗の活躍」が勝利を呼んだ。
「育成出身のハングリー精神、素晴らしい俊足と2軍で鍛えた打撃を存分に発揮」、3回裏の同点打の起点、5回は本塁への好走塁と日ハムバッテリーをかき回した。
井口監督に「期待以上の活躍」「身体能力が素晴らしい」といわしめるほど強烈なプレーだった。
*マスコミで和田は「埼玉の小川高陸上部出身」ばかりが注目されるが、打撃のセンス・思い切りの良さにも目を奪われた。1軍でスタメン即猛打賞はそうそう取れるものではない。

同点で迎えた8回宮西から、田村が値千金のタイムリー2ベースで勝ち越しした。
最後は益田が危なげなく締めた。
ハーマン完璧なピッチングで無傷の3勝目。宮西に土をつけたのも今後の戦いにおいて大きい。

*和田康士朗猛打賞+3盗塁(今季盗塁12でリーグトップに)、井上マルチ。中田翔17号3ラン。中田・渡邉諒マルチ。

【マリーンズニュース】
ロッテは16日、今月5日から腰の張りを訴えていた「ブランドン・レアード」選手が、治療のためアメリカに一時帰国したと発表した。

結果-2020年 8月 11日~16日
ロッテ対日本ハム7~12回戦

対日本ハム 4勝2敗 ロッテ勝越し

【トピック】
盛夏にふさわしい猛暑。厳しい環境下で選手が考えて自分の仕事をしている。
投手陣も役割が決まりつつある。打線もリードして後半に入り追加点をあげるなど粘りもある。
レアードには腰痛を完治して帰国してほしい。

まとめ

【開幕して3か月経過】
パリーグも上位下位に差が出てきている。Mも貯金5の3位はいい位置だ。
マリーンズは若い投手陣の力が育ちつつある。
6連戦ならではのローテーション登板が出来ている。ある程度の計算が出来るのが大きい。

打線は井上・マーティンが引っ張り、中村・藤岡・菅野がしぶとく繋ぐ、角中も調子を上げている。
切り込み隊長のいない間に空いていた1番を福田秀平・和田康士朗が競争しレベルアップすれば面白い。
荻野隊長にはすぐにでも戻ってきて欲しいが、監督が悩むような打線になりつつある。ここ数年内ないくらいの全員野球が出来ている。
*レアードも元気になって戻ってほしい。

【6連戦も終わりが見えてきた】

来週のカードで6連戦は終わるという事で、何か淋しい感じもあります
じっくり両チームの状態が見れるので、カードの中に戦略や意図が見えるときもありました。
「カード中に必ず相手のエースと当たる」という事で、対戦相手に拠っての運不運はないので公平であるということや、メリットとしては、選手が移動が無いので体調管理が楽になるなどいい点もみえました。

自分も昨年の3連戦よりも、6連戦ごとのほうが流れが出るので、書きやすいような気がします。
登録人数も増え、監督も選手のコンディションを見ながら、新しい選手を使いやすくなっている(使わざるを得ない?)。
1軍の真剣勝負で色々な選手が見れるわけで嬉しい限りです。
*今回活躍の和田や菅野のように、昨年から初一軍デビュー選手の近況や変化も見れるのでいいと思います。

苦しいチーム台所状況が全体野球の原点を思い出させている。
カード最終戦での和田の活躍はいい準備をした結果だと分かります。
1軍2軍の垣根を超えた「全員野球でOneTeamになること」が今年のカギになるかもしれません。
*少し古いか‥‥。(・_・;)