沢村の衝撃-マーティン活躍-小島好投-2020ロッテ対日本ハム13~15

2020年 9月 10日(木 )
ロッテ対日本ハム15 回戦

3 対 5  で 日本ハムの勝ち
勝ち投手:村田  負け投手:岩下

【トピック】
3連勝のため岩下がマウンドへ、相手先発は上原だ。
岩下6回5安打4失点と立ち上がりがもったいなかった。
初回に四球から無死1・3塁、近藤に犠飛で先制点を奪われる。自身のミスもからみ投球も落ち着かず中田に24号2ランを喫した。

上原・村田・宮西・玉井・マルティネスと日ハムの継投に、Mはホームベースが遠かった。
得点は日本ハムの拙守からもらった点と相手ピッチャーの四球などであり、ランナーをためてもヒットで返すことは出来なかった。
中田24号2ラン、大田・中田マルチ。
*中田翔本塁打250本達成。61人目の快挙。

【田村捕手、怪我で離脱】
9日の試合で田村が右手指に死球を受けた。球団は浦安の病院でエックス線検査を受け「右手人さし指骨折」と発表した、バッティングも良かったので痛い。井口監督は「いるメンバーで戦うしかない」と語った。江村直樹が今季1軍初登録された。

10日の試合、田村の離脱で捕手起用が注目された。
先発は柿沼捕手だったが、5回無死2塁で岩下の暴投を止められず失点につながるなど、キャッチングに課題が残った。正捕手がいない中2番手争いのチャンスでもある。リードなど投手との相性含めて組み直しが必要だ。

佐藤都志也が6回からリードをした。バントされてランナーを殺そうと2塁へ投げてセーフになり、フィルダースチョイスになってしまったが、チャレンジとしては良いと思う。プロの走者のリードと帰塁の雰囲気をつかむ、盗塁のスピードを肌で感じるなど1軍で経験を積んでいる。

結果-2020年 9月 8日~10日
日本ハム対 ロッテ13~15回戦

対日本ハム  2勝 1敗 ロッテの勝越し

【トピック】
初戦マーティンと中盤抑え投手陣の活躍で、少ない安打で競り勝った。
2戦目も金子との投手戦のなか、小島がしっかりと粘り強く投げて、藤岡がここぞのチャンスをものにした。紙一重の勝利だった。3戦目は岩下が立ちあがりもったいなかった。

まとめ

1戦目沢村の登場で勝利し沸いた試合は、ドラマチックなゲーム。「今シーズンを象徴する試合になる」そんな予感があった。

冷静にゲームを分析するとマーティンの活躍はあったものの、打線は繋がっておらず、決して盤石ではない。若手が入り活躍しているもののバッティングや確実性には波がある。

疲れの見える中、ベテランの力が必要だ。荻野貴司・福田秀平の復帰が待たれる。
田村の怪我も痛手、控えの捕手「柿沼」「江村」がいままでの経験を活かせるかが注目、佐藤都志也は新人なので捕手としての成長を待ちたい。

鷹軍団はより強固にトップを目指し勝ち続けている。
離されないためにも、全員でこの危機を乗り越えなけらばいけない。その先に優勝の2文字がある。