山口航輝逆転3ラン-球史に残る最終戦-2022ロッテ対ソフトバンク25

【トピックと感想】

最終戦は小島が登板。
藤原が2番レフト、池田が7番セカンドでスタメン入り。

小島の立ち上がり初回三森に先制ホームラン打たれた。
ライトスタンドに飛び込む完璧な一打。カウント球を狙われた。
H先発の板東は慎重、ストレートのコントロールよくカット・フォークを丁寧に投げた。

M2回フォアボールと相手エラーで1アウト2・3塁へランナーをだすも決められなかった。

小島は4回柳田にレフトへソロホームラン打たれて2点目をとられる
これは柳田の技あり一打。高めをうまくとらえパワーでレフトに持っていった。

マリーンズ打線は4回中村奨と安田がセンターへヒットうってノーアウト1・2塁のチャンス作る。井上がライトフライを打ってランナーを3塁に進む。山口・池田が板東のボールをとらえられなかった。

6回は坂東から泉にかわる。
安田が1アウト後左中間に2ベースを打ってチャンス作る。
井上がフォアボール選んで1・2塁とすると、山口航輝が泉の高め球をしっかりととらえた。
「ライトラグーンに飛び込む逆転3ラン」を放った。
少し甘くなると山口は見逃さない。

この一振りでゲームをひっくり返しホークスナインの顔色を変えた。

小島は5回を6安打2失点で降板。
6回は岩下が登板して、三人を7球で片付けた。

7回は泉から嘉弥真にスィッチ。
松川がフォアボール選んで髙部がセフティバントして松川が2塁へ、代走和田と交代。
ここで中村奨が初球を狙っていた。レフト線に入る2ベースで1点追加。さらに、
安田がライト前に落ちるヒットで2塁走者の中村奨がホームに戻り5点目を入れた。
これでホークスから3点をリードした。

7回裏は東條が登板し無失点に抑えた。

8回小野が登板。
2アウトヒットの牧原を1塁において、柳田が技ありのセンターへタイムリー2ベースで1点返し2点差に
なおもミスとフォアボールで2アウト満塁のピンチに、ここで小野が踏ん張った。
グラシアルをショートゴロに打ち取ってピンチ脱出した。

9回はオスナが登場。三人を打ち取ってマリーンズがソフトバンクに逆転勝ちした。

**岩下投手がナイスピッチで今季初勝利。おめでとうございます。**

最終戦に優勝争いするソフトバンクから千葉ロッテが逆転勝ちをすることで、
直前に楽天から勝利したばかりの「オリックスが2年連続のパリーグ優勝」をはたした。
まれにみるパリーグ大混戦。
最終戦でオリックスが「奇跡の逆転優勝」を勝ち取った。
*中嶋監督のもと、まとまっていたと思いました。おめでとうございます*

小島が初回失点も粘りの投球でゲーム作り中盤以降の勝負に持ち込んだ。
その中で安田がヒットでチームを牽引。岩下も見事につないだ。
M拙攻もあり得点できなかったが、6回のチャンスに「山口航輝が起死回生の16号3ランホームランで逆転」。
一振りでゲームの流れを変えた。

7回中村奨吾が初球を狙ったレフトヒットもきいた。
最後は9回オスナの投球に凄味があった。緊張感がある場面で150k台のストレートを連発・3人をアウトは流石。
最終戦を安田・山口の活躍で逆転勝利。
安田・山口が集中していた。顔つきが勝負師だった。
2023年シーズンにつながる試合になったと思います。
最終戦で溜飲が下がりました。

【千葉ロッテ2022年シーズン最終成績】
(順位)5位:143試合 69勝73敗1引分
**千葉ロッテ選手とスタッフの方々お疲れさまでした**

*井口監督から突然の発表がありました。