岩下-藤原-荻野-中村-連敗止めた2020オリックス対ロッテ21-23

2020年 10月 25日(日 )
オリックス対ロッテ 23回戦

1対 10で  ロッテの勝ち
勝ち投手:岩下   負け投手:張

【トピック】
岩下5回4安打無失点と好投、「今年の成長」を土壇場で見せてくれた。
オリックス先発は張、初回Mは荻野・中村ヒットで1アウトランナー1・2塁から菅野がタイムリーで先制。3回は藤原・荻野連続ヒットで2・3塁から中村奨吾が2点タイムリー、序盤でオリックスをリードする。
5回は荻野ヒット出塁1塁から中村奨吾がタイムリー2ベース、2アウト3塁から福田タイムリーで7点目を入れゲームを決めた。
8回には藤岡・鳥谷タイムリーで3点追加10点の大台に乗せた。

マリーンズ合計14安打でオリックスを粉砕した。
なかでも中村奨吾の3安打3打点の活躍が目立った。
藤原・荻野・中村猛打賞!!!。吉田・大下・頓宮マルチ。

この試合で8回鳥谷選手が「350本目の2塁打」を達成した。
ロッテ清田選手が「350本2塁打」と書かれた記録のボードを持ってきて一時ドームが和んだ。

*岩下大輝投手が「23日ぶりの復帰後初登板」とは、信じられない。
落ち着いたマウンドさばきで、球威で抑えたというよりも丁寧に低めを狙って打ち取ることを意識していた。
簡単にホームランを打たれたり、カウントを悪くして四球を出したりすることもない投球に感心した。
この日の好投を見て「離脱しないで彼がチームにいたらMはこんな位置にいなかったかも‥‥」と思った人も多かったはず。
CS進出に向けて頼もしい投手が戻ってきた。

結果-2020年 10月 23日~25日(日)
オリックス対ロッテ 21~23回戦

対オリックス  1勝 2敗 ロッテ負越し

【トピック】
対オリックス3戦目、1・2戦目機能していなかった打線が、1番藤原・2番荻野・3番中村奨吾で見事に繋がった。マリーンズには「若武者」「千葉の韋駄天」「背番号8(ミスターロッテ)」3人のリードオフマンがいた。
そしてマリーンズに必要なのは「打線を引っ張る男達」という事が分かった。
今季初の大ピンチを6連敗で止めた。まだ西武とは3ゲーム有る。
CS出場権を西武には渡したくない。若手がCSでいい経験を積むためにも進出にこだわりたい。

まとめ

得意のオリックス相手で勝越しの期待があった。
しかし初戦「二木がまさかの乱調」、2戦目「古谷プロ初先発に応援なし」では連敗ストップはきつい、最後に「コロナ禍から復帰した岩下が好投」。何かが吹っ切れた、やっと打線に元気が戻った。

長い連敗街道、たかが1週間だが選手にとってもファンにとっても、重たく長い道のりだった。
終わりが見えない日々に不安は募っていた。
離脱者が戻るも打線は戻らない、必死のプレーが裏目にでた・マーティンの負傷、ソフトバンクの連勝・マジック点灯、西武の追い上げと息つく暇もない。そして運にも見放された6連敗だった。

とうとうスポーツ紙の一面を外された。

しかし3戦目にオリックスに勝利して連敗ストップ。
もう優勝がほぼ決まっているGと競馬の話題が1面にもどる中、まだ「ロッテは終わっていない」とスポーツ紙に言いたい。
今年のロッテはパリーグの話題の中心、注目度は高い。コロナ禍は、プロ野球に特別な日程を与えた、疲れもピークだ。すべて誰も経験したことのない未知の領域。CSに出たらどうなるかは神のみぞ知る。

*ロッテに勢いが戻ると、一番嫌がるのはソフトバンク。2番目は西武だ。
マリーンズの選手達は「外野」が勝手なこというし大変だと思う。
最後は自分達らしく悔いのない戦いをしてほしいです。