ここからは私の勝手な解釈です。
人間は何が実現できれば満足できるのだろうか?
【テーゼをもって完璧に生きるのはとても困難なことだ】
少し難しくなるけれど、夫と妻の行動の底にあるもの(無意識?)を推測した。
すると下記の二つの「心に沈む空間」が見えてきた。
・志なき行動は、頭を空っぽにし“心を空虚”にする。
目的の明確でない行動をすると自分を見失う。
・パンを食べることで、体(胃)は満たされるが、“心の欲求は満たされない”。
人間はパンのみで生きているわけではない。
*従って彼(夫)の過去の行動は、おかしなものだった。
「飢餓」を解決するものではなかった。
(若さゆえにおかしなことをしてしまった)
彼が心の底で求めていた事とは、
「心と体の両方を(一致し)満足させること」だったのではないだろうか?
【さらに勝手に深読みした】
物語は「生きるために手放してはいけないことがある」と言っている?
人は周りの都合で動くことをしいられる。
(パンを得るために必要だから)
目的と利益は同じものとしてしまう。
しかし心に理想(柱)を持っていることが大事。
それは自分を形作るもので、
『自分の心』を満足させるものだから。
*体と心が一体でなければ行動してはいけない*
自分の足元をしっかりみる、“目指している光”から逃げない。
現実(矛盾)から目をそらしてはいけない。
パートナーや周りの人との関係は、それを知るためにある。
生き抜くためには「想像力」が必要なのだと教えている。
彼女(妻)には彼女の事情があったはず。
推測ですが彼女も彼と一緒になる前から飢餓を持っていた。
彼の飢餓(空腹)とは異なるレベルの、
喉が渇いて仕方ないような切実なもの(渇望)を。
話がかなり飛躍してしまいますが、それは革命のようなもの?。
そして彼の話に刺激されたのかもしれません。
彼女は彼の「小さな飢餓」を見つけることが出来たのでしょうか?
少し気になりました。
*とても読み解くのが難しい。理解できない部分も多くて
この記事も分かりにくいと思います。
そして読む人によって色々な解釈があると思います。
個人的な意見です、あくまで参考程度に読んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。